セイフティグラス

セイフティ・グラスを新調しました.Revisionの米軍用でレンズはクリア,イエロー,それにNDと3枚セット.ケースもついてきます.そのわりにはそんなに高くない.クリアレンズはセイフティ・グラスとして,イエローは曇りや薄暮時のドライビング・グラスとして,NDはサングラスとして(ってサングラスですが)使えます.これ,レンズをはずすと上部はふにゃふにゃなんです.レンズをつけると全体としての剛性が保たれる.ちょっと面白いです.
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セイフティ・グラスは必需品です.化石採取のとき岩をハンマーで割るのですが,硬い石灰岩の破片が飛んできます.こんなのが眼に当たったら失明するかもしれない.あと木工用電動工具,トリマーやテーブルソーを使うときも必要,藪こぎの際もあった方がいい.

今まで使っていたスミス&ウェッソンの「Magnum」と並べてみました.スミス&ウェッソン社は拳銃メーカーですからシューティング・グラスとして売っていますが,もちろんセイフティ・グラスとして使えますしイエローやNDもあるのでスポーツサングラスとしても使えます.レンズはポリカーボネイトで平面性も問題ありません.
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この他にHarley Davidsonブランドとか似たような製品がありますが当然OEMでしょう.UBEXなど本来のセイフティ・グラスのメーカーの製品と価格は変わらず2千円台で買えます.これをツルやレンズをカラフルにして有名スポーツメーカーのブランドをつけると価格が一桁違ってしまうわけです.まぁケースが付属してきたりするしコーティングもされているのかもしれませんが・・・.

MagnumとRevisionを比べるとMagnumの方がフレームの曲率がわずかに大きく,レンズは一回りほど大きいです.この結果私の場合レンズの下側が頬に当たってしまいます.空気が下から上に抜けず,目の周りだけ暑くて不快なんですよ.それとなんとなく顔にフィットしない.それで買い換えたわけです.岩の破片でキズもいくつかついています.これは電動工具用にします.Revisionのフィット感はまずまずです.どちらもツルの長さを変えられますが私の場合は最短です.欧米人より顔小さいですからねぇ.

Magnumの前はず~っとOakleyの初期型(?)を使ってました.オークリーやガーゴイルズといったスポーツグラスが日本で知られるようになった時買ったのです.十数年前ですよ.シンプルで畳んだときもコンパクトで気に入っていたのですがヒンジ部分が壊れてしまいました.同じものを買おうにもすでにモデルチェンジが進み売っていません.Oakleyの製品もデザインやカラーが全体にエグくなっていて買う気になりませんでした.高いしね.

軍用は装飾が要りませんからデザインが素っ気無くて気に入りました.Oakleyにもほぼ同様のセットが軍用として出ています.Mフレームですから一般用と互換性があるようですがRevisionの倍くらいの価格です.性能的には変わらないと思います.ブランド品なんですね.
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# by auf1028 | 2007-06-19 21:39 | Comments(0)

再び林道を歩く

先日少し歩いた林道へまた行ってきました.この間は雨が降ってきたので到達はあきらめましたがずっと行くと(2kmもないですが)沢に出るはずなのです.今回は晴天.

装備に少し困りました.ザック類は小さいのしか持っていません.OSPLAYの名作「Summit」ですがデイパック程度の大きさでしかありません.これにカメラと化石(採れればですが)を同居は無理です.結局カメラバッグ(タトゥンカの小型)をベルトにつけてサスペンダー(ミリタリー風まがい物)で吊ることにしました.ボディ一台と17-35mmおよび100-300mm,これだけレンジが広ければ十分です.ベルトにはハンマーと熊よけスプレー,それにセイフティーグラスが入った電工袋と大型ナイフも装着します.

林道のゲート脇に車を停めて歩き始めます.ごく新しいタイヤの跡が.営林署関係者の車でしょうか.あれ,前回は見なかった熊の糞がいっぱい.大体道の真中にあることに気がつきました.縄張りを主張しているのでしょうか.数百m歩いたところで「これはいかん」と思いました.カメラバッグその他をつけたベルトがふにゃふにゃで,腰にまとわりつき気味で動きにくい.もっと腰のある軍用ピストルベルトみたいなのでないとだめだなぁ.まぁ仕方がない,今日は長距離を歩くつもりはないので我慢しましょう.足元は沢に下りるかもしれないのでゴム長靴.これがまた歩きにくい・・・暑いし.

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程なく道が左に折れて視界がぱっと広がります.道はヘアピンカーブになっていてすぐ下に沢があるけどこれはザイルが15mくらいないと降りられないな.ザイルは一応持っていますが6mしかない.この写真だとわかりにくいですが手前のちょっと写っている道の先が谷,その向こうがカーブを曲がり終えた道です.対面の岩山が一瞬人工の建造物に見えてぎょっとしました.・・・なわけないよなぁ.(笑)

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路上にはがけから転がり落ちた化石が見られます.イノセラムス,アンモナイトの一部・・・.しかし岩石に熱と圧力が加わったのでしょう,非常に脆く化石のみを取り出すのは困難.こういう石がごろごろしてるので,たとえ車で入れたとしても普通のオンロード用タイヤでは無理です.

カーブの頂点まで行くと橋の替わりに径3mくらいの鉄パイプをおいてその上に土砂を盛ってあります.この辺にはこういうのが多いです.これをくぐり抜けるとさっき眼下に見下ろした沢に行けることがわかりました.
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パイプの中は気持ち悪いですが風が通り抜けて涼しい.藻がついているので滑りそうです.
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これは通り抜けて振り返ったところ.化石の気配はゼロではないけどあまりなし.ずっと行ってもしょうがなさそうなので引き返しました.
カワガラス(たぶん)が沢の上を行ったり来たりしていますが動きが速くてとても撮れない.
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この橋(?)の先にはなんと,6月だというのに残雪とふきのとうが.ここはそれほど標高が高いわけではありません.地形的に日光の直射があたらないのと,積雪量がすごいのでしょう.この一角だけ季節がひと月遅れています.

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さっきの岩山の下に行ってみました.木が横に生えています.人によっては登りたくなるでしょうね.でも脆くて危ないです.

荷物の処理のまずさが堪えてきたので今日はここで引き返すことにします.後日また来て沢の上流に上ることにします.熊の生息密度は高そうですが真昼間なら出くわす確率は低い・・・と勝手に決めてしまいましたが.

共通データ:Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm ISO 400 RAW
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# by auf1028 | 2007-06-11 14:44 | Comments(0)

GPSを導入

暇にまかせてネット・オークションを見ていたら「Nikon用GPS接続ケーブル」というのが出ていた.ただのケーブルなのに一万円もする.調べてみたらNikonのデジタル一眼レフ(高いの)はGPSを接続してExifに位置情報を埋め込めるんですね.そういえばコンパクト・デジタルカメラでも昔FUJIのDS-300というのがあったし今でもGPSを繋げられる機種は少数ながらあるみたいだ.

Exifに書き込めなくても撮影位置の緯度経度がわかるといいなと思った.たとえば古い建物を撮影した場合,それがいつまで存在するかわからない.撮った翌日取り壊されてしまうかもしれない.撮影データに位置が加われば資料としての意味も持ってくる.

で,ハンディGPSレシーバーについて調べ始めた.登山関係でよく聞くGarmin,マリン関係のマゼランと名前だけは知っていた.ここ数年画面のカラー化,電池の持ちや感度の向上と進歩が著しいようだ.古い機種はよほど安くない限り買う気にならない.

地図表示可能で受信性能も高いGarminのGPSMAP 60CSxというのが良いと思った.しかしU.S.で$482である.とても買えませんなぁ.その下のeTrexシリーズは感度の点で不安がある.どうせ買うなら位置測定のみならず移動のログ(Track Log)を記録して後から地図上で見るとか,地図上で現在自分がどこにいるかわかるようにしたい.車内や林間,谷でも安定して測位してほしいのだ.最初は緯度と経度がわかればいいと思っていたのが段々贅沢になってきた・・・.

しばらく調査を続けるうちに別の案が浮上した.「GPSレシーバー・ユニット + PDA」の組み合わせ.これは画面は大きくて地図は見やすいものの,ハンディGPSに比べて重くて大きくて高くて電池が持たないので最初は検討対象外だった.しかしCFスロットで使えるGlobalsat BC-337というユニットがあり,Nikonの接続コードと同じくらいの値段で買えることを知った.SiRF StarIIIという最近のチップを搭載し感度は良いらしい.これと数年前のPocket PC(数年前の中古PDAなんて安いだろう)と組み合わせれば低コストで上がりそうだ.Pocket PC 2002や2003はCFとSDの2スロット・タイプが多いので都合がよい.SDカードに地図やログを入れられるから.

結局富士通Pcket LOOX FLX3A(Pocket PC 2003)という機種をオークションで調達.バッテリーは2個ついてきた(古い機種の新品バッテリーの入手は難しい).ヘタっているかもしれないがとりあえず100%充電は出来る.

GPSレシーバーはGlobalsatの代理店であるGIサプライが旭川にあるのでそこから購入.合わせて2万円強.SDカードはオークションで1Gの東芝製Micro SDカードを¥1200で落札(こんなに安くていいのかね・・・).地図は「カシミール3D」から切り出して使おうと思っていたのだが,たまたまSuper Mapple Digital Ver.7東日本の未開封品が安く入手できたのでサブセットであるPocket Mapple Digitalが使えることになった.Micro SDカードに北海道分だけ地図データを入れて約44M.
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富良野市内の駐車場にて測位(車内).いつもこれだけの衛星を捉えられるとは限らないけど.

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この写真は芦別川中流に残る森林鉄道(たぶん)の橋脚.

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で,これが撮影場所(の近く)でPccket Mappleの画面をキャプチャしたもの.トラック・ログを20秒ごとに取りながら来たのでその様子がわかります.キャプチャにはuema2氏作のフリーウェア「Capt XP」を使用しました.

というわけでなかなか便利です.
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# by auf1028 | 2007-06-02 21:14 | GPS | Comments(0)

林道を歩く

今年初めて山へ行ってきました.山といっても登山じゃないですよ.目的はアンモナイトです.誰でも車で簡単に行ける所は見つかる可能性が低いので山奥の沢に入ろうというのです.

しかし今日は風が強く天気予報は夜から雨.まだ入ったことのない林道を少しだけ歩くことにしました.下調べといった感じです.富良野市と三笠市の間の山々には網の目のように林道が走っています.山中に林業のために道が出来,鉄道が敷設されたという一時期があったのです.現在ほとんどの林道のゲートは閉められています.

ゲートのそばに車を停め,歩き始めました.
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Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm 17mm F8 1/350sec. +2EV ISO 400 RAW
この木はまだ葉が出たばかりです.何の木かわかりません.ヤチダモ? 空はご覧の通りで雨が近いようです.

山火事や伐採で森林が消失した場合,まず最初に生えてくるのはシラカバだそうです.この一角,シラカバが多いということは過去に木がほとんど伐採された土地なのかもしれません.
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Canon EOS 10D EF100-300mm 100mm F8 1/90sec. +1/2EV ISO 400 RAW

途中で最近造成されたと思われる道があったので歩いていくと川に出ました.しかし川原は小さな石ばかり,対岸は崖です.雨がパラついてきたので帰路につくことにしました.帰りがけ,目の前を黒地に白と黄色の派手な鳥が横切りました.木に止まったので撮影しましたが遠くて300mmでもこんなもん.しかも後ろ向き.
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Canon EOS 10D EF100-300mm 300mm F8 1/125sec. +1/2EV ISO 400 RAW

これじゃわかりませんね.ピクセル等倍から切り出したのがこれ.
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帰ってから調べたらキビタキのようです.うーん,後姿だときれいな黄色がよくわからないなぁ.ここにはまた行きますので次回,もしまた遭遇したらちゃんと撮りたいと思います.
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# by auf1028 | 2007-05-27 19:35 | Comments(0)

SONY CyberShot DSC S70

2000年はエポック・メイキングな年だったと思います.この年の初頭,数社から300万画素のコンパクト・デジカメが発売されました.デジカメ300万画素オーバー時代の幕開けです.B5サイズに印刷してもちゃんと見られる画質.カタイ事を言わなければA4でもイケます.一気に高画質となりました.それまでは百数十万画素からせいぜい200万画素で,パソコンのモニター上ではそこそこ高画質に見えましたがいざ印刷するとせいぜいA6,無理してB5サイズまでという感じでした.この差は大きかったのです.

もっとも前年に出たNikon D1の274万画素とは次元の異なるものではありましたが・・・.D1の価格は65万円でしたから(付属品一切なしで)ね,は仕方のないところです.

それまでKodakの100万画素デジカメを使っていた私はサンプルをダウンロードして印刷するなど調査した結果,これは買わねばなるまいと考えました.銀塩35mmの代わりになるとまでは言えないものの,webで使う分には十分です.デジカメが完全に実用になる時代が来たと思いました.問題は価格でこのときはまだ高かったですが~.

購入したのはSONY DSC S70.CASIOのQV3000とどっちにするか,かなり迷いました.CASIOの方が数万円安く,今持っているコンパクト・フラッシュも使い回せたのですが・・・.

S70で撮影した画像の2000年分が行方不明になっていたのですが先日,記録したCD-Rを発見.しかしUDFFSというパケット・フォーマットで記録していたので読み出せず色々なパケットライト・ソフトを試してようやく成功.それもCD-ROMドライブによっては読めませんでした.古の名機,TEAC CDR-55S(SCSI)で何とか読めたのです.いやー,パケットライトは危ないですね,やっぱり.

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札幌ヨドバシカメラで購入,その日に撮ったのがこれ.建設中の札幌ドームです.遠くに銀色の巨大な物体が見えたので行ってみました.撮った後現場の人がやって来てここは危ないから入っちゃいかんと言われ,すぐ退散.EXIF情報を見ると1月1日撮影になってますが,カメラの時計合わせをしていなかったためでしょう.撮ったのは3月です.

この後雪景色を撮ったら画像に丸い影が出るのを発見.CCD上のゴミか汚れですね.ヨドバシカメラに撮影サンプルを持参して本体交換してもらいました.

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最望遠(35mm換算105mm相当)で撮ったもの.左側の煙突の下を見てください.煙突の熱で溶けた水が地面で凍り,大きな「氷筍」となっています.氷柱の逆ですね.こういうのを見たのはこのとき初めてでした.雪あり日陰ありですがなかなかいいトーンで撮れていると思います.

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先日アップした旭川の古道具屋の外側を夜,街灯の光で撮ったもの.光線状態,色温度ともややこしい状態でよく撮れています(色温度は昼光に固定して使っていました).

かなり気に入って使っていたS70ですが一年と三ヶ月で電源部に故障発生,使用不可能になってしまいました.どうせ壊れるなら保障期間内にして欲しかった・・・.オークションの撮影用に多用していた時期だったのでCASIOのQV3000をとりあえず手に入れましたがレンズ性能も含めS70よりかなり落ちると思いました.S70のバリオ・ゾナーも伊達ではなかったということなのかなぁ.プラスチックレンズでもちろんツァイス製じゃないと思いますが.シャープというよりトーンが良かったですね.もちろん本体側の設計も良かったのでしょうが.

ノイズは現在の300万画素機より多いと思います.レタッチすると暗部のノイズが気になることもありました.SONYの初代CyberShotは電池の持ちが悪くて一部で「サイバーチョット」と言われていたので電池の持ちを心配しましたがリチウム・イオン・バッテリーも大型化しており,まずまずでした.この後S75,S80と後継機が出たのかな.個人的には名機だったと思っています.故障しなければね・・・.
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# by auf1028 | 2007-05-16 20:14 | カメラ,写真 | Comments(4)

精密ドライバー

本格的な修理は出来ませんが,カメラやレンズを少々弄ることがあります.その際必要なのが精密スクリュー・ドライバー.もっぱらホームセンターなどで買った安物で済ませていましたが,少しはマトモなものを揃えようと先日購入したのが下のドライバー・セットです.といっても別に高級ドライバーではありません.それでも一見マトモでも使うとすぐ変形してしまうような粗悪品に比べたらはるかにマシだと思います.
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日本の専門メーカー,ベッセルの「マイクロターンドライバーセット」.最近発売されたようです.プラスチックでカバーされた柄は使ってみると非常に回しやすく,適正な力を加えることが出来ます.実売¥600台という低価格.お薦めです.ベッセルのドライバーは,そりゃぁPBなどの高級品に比べたら仕上げは劣りますが実用的でしっかりしています.+の大きなサイズ,#1はPBで揃えていますが時々国産のネジに微妙に合わないことがあります.そんなときのためにベッセルも持っています.
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ベッセルのセットで大抵は間に合いますが,マイナスのイモネジで1.4mmより小さいサイズのものがあります.マイナスネジはサイズがぴったり合わないのを無理して回すと簡単にネジを傷めてしまいます.そのために小サイズのマイナス・ドライバーセットもついでに揃えました.これは時計バンド用としてオークションに出品されていたもの.国産です.2.1mmから小刻みに0.9mmまで.これで¥1200です.0.9mmはまず使わないでしょうけど.

カメラも'60年代より古いのはマイナスネジが使われています.ネジの溝になかなかぴったり合わなかったりします.その場合はヤスリで加工して使うのが本当なんでしょうね.その意味でマイナス・ドライバーは消耗品と言えましょう
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# by auf1028 | 2007-05-10 00:07 | カメラ,写真 | Comments(1)

千望峠の春

久しぶりに外で撮影.午後から陽が射してきて山がきれいだったので上富良野町の千望峠へ行きました.ここからは上富良野町とその先の十勝山系が一望できます.

前の日,雪が降りました.平地ではほとんど積もりはしませんでしたが千望峠はさすがに標高が高いため,少し残っています.
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 Canon EOS 10D Distagon 18mm F4

足元を見ると雪の中にふきのとうが.
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 Canon EOS 10D Distagon 18mm F4

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 Canon EOS 10D MD Rokkor 35mm F1.8
美瑛方面を撮影.これだと11月,雪の降り始めた時期に撮ったと言っても通用しそうです.
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 Canon EOS 10D MD Rokkor 35mm F1.8
少し降りてまた美瑛方面を撮りましたが麦の緑があるせいでしょう,春らしく見えますかね.それにやっぱり空が,雲の形が11月とは全然違います.
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 Canon EOS 10D MD Rokkor 35mm F1.8
路肩の残雪.あと3,4日で消えてしまうでしょうか.

今日はあえて常用のTamron SP 17-35mmを家に置いて出かけたのですが(カメラバッグ,ケースに入らなかったという事もあるのですが)レンズごとの補正値は忘れているは(絞りによって違うので厄介です),オーバーインフで撮ってしまうは,散々でした.やっぱり純正(及び互換)レンズは楽過ぎますねぇ・・・.

Rokkor 35mm F1.8が風景でも結構使えたのが発見でした.35mm判では約50mm相当ですが,銀塩一眼レフを使っていたときは50mmを持っていなかったのです(正確には約1ヶ月間FD 50mm F1.4を所有していた).必要ないと思っていました.撮るものが違うからかな?
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# by auf1028 | 2007-04-28 19:52 | 風景 | Comments(2)

CONTAX PC ベローズ+EL-Nikkor 105mm F5.6

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今では純正アクセサリーとしてあまり売られることのない一眼レフ用ベローズですが,銀塩時代は各社から出ていました.今でも中古で入手は容易です.あまり人気がないから・・・.

連続して接写倍率を変えられる便利なベローズですが,なぜ人気がないのか.まず,マクロレンズ一本あれば普通の人なら(たまにしか接写はしないわけで)じゅうぶん間に合ってしまいます.さらにズームレンズにもマクロ機構が備わってきたので(本格的なマクロとは差があるものの)花のアップなどならイケてしまいます.

実際,標準レンズをベローズに取りつけてみるとかなりの強拡大になります.三脚も必須.ここまで拡大する事は普通,あまりないでしょう.科学的研究用途などに限定されてしまいます.趣味で苔や小さな昆虫の写真を撮るというのもあるでしょうが,あまりにも需要が少ない.

それにベローズは高価です.接写リングセットの何倍もします.個人でこれを購入する人は少なかったでしょう.私も身近にベローズを所有している人を知りませんし,去年このCANTAX用ベローズを入手するまで触ったこともありませんでした.それでもそこそこ売れたというのはスライドコピーの需要があったからではないかと推測します.ベローズと組み合わせるスライドコピアというアクセサリーがあったのです.一昔前までは教材やプレゼン用途でスライドコピーの需要は結構あったのではないでしょうか.現在ではスライド・プロジェクターも絶滅の危機に瀕しています.

なぜ,いまどきベローズを入手したのかというと,アオリのできるベローズを確保しておきたかったからなのです.アオリ可能なベローズとしてはCONTAXの他にNikon PB-4があります.どちらも古いものです.メーカー純正はこの2機種だけかと思っていたら先日オークションにミノルタのアオリができるベローズというのが出品されていてビックリしました.他にサード・パーティからはマウント変換可能な製品がいくつか出ていたようです.

ネット・オークションを見ていると結構ベローズが出品されていますが,よほど安くない限り入札がありません.Nikon PB-4だけは人気がありそこそこの値段で落ちています.やはり私と同じようなことを考える人がいるのでしょうか.

PB-4は4本レールで非常にガッチリしています.下側2本のレールがマクロスライダー用になっています.CONTAXベローズはスライダーが別売りとなっており,合体させるとX字断面のレールとなります.ニコンに比べると華奢に見えますがよく出来ています.現役当時ベローズとスライダーを合わせた値段は相当なものだったようで・・・.

CONTAX RTSは発売当初からシステムカメラを標榜しており,接写関係もかなり気合が入っていました.ベローズにアオリ機構を備えたのもニコンFシステムに対する対抗心があったのかもしれません.レンズもベローズ専用マクロプラナー100mm,同じくヤシカML 100mm,超接写用のツァイス・ルミナー(ルミナール)と揃っていました.

もっとも35mm判一眼レフを出していた会社はほとんど100mmクラスのベローズ専用レンズを作っていました.私の知る限りでもニコン,キヤノン,ペンタックス,トプコン,ミノルタ,ヤシカ,コニカ,オリンパス(80mmと135mm)から出ています.

さて,CONTAXベローズを手に入れましたがEOS 10Dにこれをつけるのには問題がありました.YASHICA/CONTAX→EOSマウントアダプターを介してつけようとすると10Dのオデコが邪魔をします.手持ちの12mm接写リングを間に入れれば大丈夫ですが,これだと蛇腹の伸びが小さくなりアオリがし難くなります.さらに(レンズにもよりますが)近距離しかフォーカスが合わなくなります.この問題は小改造によって解決しました.ベローズのカメラ寄りの部分で90度レボルビングができるのですが,これを360度回るように改造しましたこれで誤魔化し誤魔化しですがなんとかカメラをつけられます.

マウント部分はM42→YASHICA/CONTAXアダプタでM42に変換してしまいます.さらにベローズの前枠の前部にあったマウントを後に持ってきました(裏から取り付ける).少しでも最遠撮影距離を伸ばそうということです.この結果.EL-NIkkor 105mm F5.6で無限遠から数cmまでフォーカスが来るようになりました.
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 Canon EOS 10D EL-Nikkor 105mm F5.6 F8 1/15sec. ISO 200 RAW
アオリ(ティルト・ダウン)の効果の例としてよく挙げられるようなカットを撮ってみました.被写体は十数年使っているウェンガーのアーミー・ナイフ,ツーリストだったかトラベラーだったか・・・そんな名前のです.最初買ったビクトリノックスの同型は一年で鋏の部分が壊れました.ウェンガーは全然壊れない.機能は完璧ですが外見はもうボロボロです.上がアオリなし,下がティルト・ダウン(レンズだけを下に向ける)+少しライズ(レンズのみを上にスライド)したものです.このように同じ絞り値でもアオリを使うと画面全体にフォーカスが来るようにできます.(あまり良い例ではなかったかも・・・?)

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このときの蛇腹の状態はこのようになります.
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# by auf1028 | 2007-04-21 22:53 | カメラ,写真 | Comments(6)