2012年 08月 22日 ( 1 )

We Three : Roy Haynes

お盆過ぎると秋風が吹きはじめるのが北海道なんですけど昨日今日と30度オーバーの酷暑.すぐ涼しくなるとは思うんですけど.

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先日SEEDさんの所でこのアルバムの一曲目をを鳴らした動画がアップされていたのを聴いて,うーん実に久しぶり.オークションを見たら手頃な値段で出ていたので落札.New Jazz(Prestige)盤ですがこのころのプレスティッジ盤って大体演奏がA面B面合わせて三十数分しか入っておらずCDを聴いていてもすぐ終わってしまいます.

ロイ・ヘインズの柔軟で繊細,かつ豪快な面も併せ持つドラミングは好きです.これは初リーダー作.ドラマーのリーダー作って難しい,これだって知らずに聴いたらフィニアス・ニューボーンのアルバムと思うでしょう.まぁ普通のピアノ・トリオよりは少しドラマーが出しゃばってるかなって感じ.一曲目はレイ・ブライアントの曲です.後に入っているブルース・ナンバーを聴くとニューボーンとブライアントの関係って今まで考えたこともないのだが影響あるかもですね.

このアルバムは1958年録音でモノラルなんですね.録音はヴァン・ゲルダー.僕のシステムではやや乾いた感じに再生されます.この頃の,つまりモノラル最後の時代の録音はいいものが多いです.RVGリマスター盤もあるようで.なおBlue Note盤にホレス・パーランの「Us Three」というのがありますがもちろん何の関係もありません.題名は意識してるかも?

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インパルスの「Out Of The Afternoon」は前から持っていました.これは愛聴盤.ジャズ喫茶でよくかかっていました.1962年録音ですが「We Three」に比べてずいぶんモダンに感じられます.ジャケット写真は森か林の前でメンバーが楽器を持って並んでおりますが,ドラムセットを持ち込むのが難しい場所だったのか単に面倒だったのか,ヘインズはハイハットだけを手に持っております.ピアノのフラガナンに至っては当然手ぶらです.(笑)

僕の持ってるのは紙ジャケ(ダブル)ですがこのアルバム,装置によってはやたら線が細く聴こえることもありジャズっぽい音で再生するのが意外と難しい.演奏は素晴らしい.ローランド・カークがここではわりと普通に(笑)プレイしているのでカーク入門盤としてもいいかもしれません.

この二枚の間に「Just Us」というアルバムもあり,内容は記憶にないのですがこちらもよい演奏のはずです.この人はキャリアが長いだけに非常に多くのセッションに参加していますが,印象に残っているのは1963年のニューポートジャズ祭り,コルトレーンのグループでの演奏(エルヴィン・ジョーンズのトラ),チック・コリアとの「Now He Sings, Now He Sobs」,2000年前後のパット・メセニーとのトリオ盤ですかねぇ.

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RAMSA WZ-DM36によるイコライジングは3KHzのピークキャンセルと,あと低域を少しブーストする設定にしました.そして120Hzが膨らんでいるような気がするので少し落とす.出力2Wも出ないアンプでロー・ブーストはちとつらいですが.とりあえずスピーカー・ボックスを換えるまではこんなところで.

昨日ふと思いついて出力レベルを0dBから+6dB(最大)にしてみました.っつうのは現在ラインアンプに6900を使っている状態でゲインはちょうどよいのですが,もし出力管を使った場合ゲインが不足しそうなので.

その際A,Bチャネルを別々に設定するのですが何故かAチャネルの設定画面でもBチャネルの出力レベルが可変できる.AもBも+6dBにしてみたら・・・ステレオ盤でもモノラル再生になりました.一瞬何が何だかわからなかったのですが・・・なーるほど,そういうことか.Aチャネルの入力をBチャネルにも出力できるんですね.この機能を使えばステレオ盤をモノラル再生できるわけです.

まぁ僕は全ての音楽ソースがモノラルでも一向に構わないと思っている人間ですが,ステレオ盤をわざわざモノラル再生しようとまでは思わないです.
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by auf1028 | 2012-08-22 21:25 | 音楽 | Comments(2)