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DAC9018D バラック状態での音出し

電源部分の基板はほぼ完成.あとAC入力にコモンモード・チョークを入れたりするのだが,その部分はまだ手付かず.液晶ディスプレイは入手してあるけどまだ付けていません.設定のためのスイッチ基板も作らないといけない.液晶がないと細かな設定はできません.

通電時間はまだ数十時間なんだけど,ここで音を出してみることに.ジャンパーでできるシンプル設定モードでPLLバンド幅をLowestに,入力をS/PDIFに設定します.

基板上に既についている電源入力ターミナルを見ると前所有者はアナログ,デジタル共用電源で使っていたようです.ターミナルがひとつ足りないのでそこだけはんだ付け.

DAC9018D バラック状態での音出し_f0080743_23103249.jpg

ちょっとどきどきします.(笑) 譲ってくれた方が一年ほど使用していたのだから音は出るはずなのだけど,何か重大な勘違いがあったりして? なにしろこんなに複雑なDACは初めてなのでねぇ.

電圧出力で,正負の正側だけを使ってアンバランス化.超シンプル.直流も超高域も洩れっぱなしなのでLundahlのLL1654,前にラインアンプで使ったトランス5K:600を通します.

・・・何事もなく音が出ました! やれやれよかった.音の評価をするのはまだ早計ですが,EM-DAC 9018Sとは感じが違いますね.細かい音が出るという点ではEM-DAC以上ですが,かなり締まった音です.非常にクリアでシャープなのはOS-CONを多用しているせいもあるかなぁ? 

出力の負側の位相を反転してパラにするともっと厚みが出るかな.現状ではまだ設定できないけれど.

フェーダーのノブをいちばん上あたりで常用最大音量か.クラシック音楽だともう少し上げたい.出力をColdとHotから取ってみる.別にノイズもなく音量はぐーんと大きくなります.これで大丈夫なんだろうか・・・.まぁしばらく聴いてみよう.

とにかく音が出てよかった.DACの予備ができたのでひと安心です・・・と思ったら時々音が一瞬途切れます.うーん,ロック外れか.一時間に数回外れます.

入力品質の問題である可能性が高い.DDCへのUSBケーブルを短くしてみる・・・関係ない.DDCからAES/EBU(変換トランス経由)でなくRCAジャックからピンケーブルで取ってみる・・・却ってロック外れの頻度が高くなった・・・.

DDCの出力をAES/EBUに戻し,ケープルを5C-FVから#28の細い単線ツイストペアにして20cmくらいに切り詰めてみる・・・外れなくなりました! そのうち細い同軸ケーブルに換えてみましょう.

あとはケーシングですが,将来DDCを内蔵してI2Sで接続しようと考えていますので,かなり大きなケースでないと収まりません.要検討.
by auf1028 | 2014-05-10 23:10 | オーディオ
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