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fujiwara氏のDAC9018D基板

EMISUKE氏のES9018S DACを使い始めて数ヶ月,心配だったオペアンプの発熱も問題ないようで安定動作しています.音も少しずつ変わってきてほぼエージング完了かな.

音は非常に気に入っています.とにかく音像の滲みが少なくフォーカスが合った感じで鮮明.今まで気がつかなかった細かな音が出てきます.ジャズ・クラブにおけるライブ盤,例えばレッド・ガーランドの"AT THE PRELUDE"などで演奏中,客席のガヤガヤとしている感じがよくわかります.

後は差動合成のオペアンプ,これはまだ選択の余地があるかもしれない.I/V変換と同じLME49990にしてもよいかもしれないし,Intersilのオペアンプも使ってみたいけど入手が難しい.まぁ現状で不満があるわけではないです.

そこで思うのは,

1.この音はES9018だから出るのか?
ES9018が出たとき「他のDACとは全く違う音がする」と言われました.ES9018以外のDACでもこのような音が出るのか,興味はありますが確かめるのは大変ですし分かったところで別にどうもないんですが.

2.この特徴をさらに進めたDACを作れないものか.

3.これがもし壊れたら困る.予備を確保しておきたい.
同じES9018Dキットを購入しようかとも思いましたが・・・同じものを作るというのも少しつまらないです.旭化成のAK4399を使ったDACを聴いてみたい気がするが・・・.

fujiwara氏のDAC9018D基板_f0080743_14151379.jpg

などと考えていると,ヤフオクにfujiwara氏のDAC9018D基板が出ました.出品者が組んだものです.これはぜひ聴いてみたいので入札.意外にもさして競り合うことなく落札.昨日到着しました.I/V変換部はなく,DACのみです.

これ,配布基板なんですが以前検討して僕の技術で組むのは無理と判断,あきらめたものです.何しろ面実装部品が多く実装密度も低くはない.ES9018はなんとかはんだ付け出来るかもしれないけど,ジッタークリーナーICはリードがないタイプでこりゃ無理ですわ.

現用DACと比べシングル使用か2個使用かという違いもありますがそもそも設計が違うので,違いを楽しめそうです.電源部は作らなければなりません.部品集め開始です.
by auf1028 | 2014-04-19 14:16 | オーディオ
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