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6C5G

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EL34シングル・アンプの前段の球を6C5GTにしたら音が変わってびっくり,と前に書きました.音像のエッジが立ってクリアなのはいいとして少し音が硬いか.低音も伸びが今ひとつ.なのでST型の6C5Gにしてみました.茶色ベースでメーカー銘が消えていてわかりません.

あ,これはいい.硬すぎずクリア.好みの音です.ただし1940年代製造と思われる6C5GとEL34とでは時代が離れていてルックスはミスマッチといえばミスマッチ.これならMT管の6KA5の三結でもいいんでないのかな.

5極管の三結でドライブ,考えたことはあるのですが三極管を大量に持っているので敢えて試してはみませんでした.音がさっぱりし過ぎになるかも?とも思いました.まぁさっぱりした音は好みではあるのですが程度問題.以前のSiemens 10Wでは合わなかったでしょう・・・わからんけど.

Isophon P25Cに換えてから一年半,まだ少しずつ情報量増えてきてます.何しろ未使用品でしたから.Siemens 10Wは音がこなれるのに7年くらいかかりました.

10Wのときは気付かなかった音が出るのには少し驚いています.スピーカーの能率は6dB下がっています.高能率スピーカーの方が情報量は多いと信じていたのですが.10Wは細かなピークが多いのでマスクされて聴こえなかったのか?

なかなかよい音になったと思います.10Wのコントラストの高さには到底及びませんがソースをあまり選ばない.音像のにじみが少ない.普通といえば普通なんですが.
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by auf1028 | 2016-11-29 22:57 | オーディオ | Comments(0)

6C5

冬になると趣味が写真からオーディオにシフトするのはいつものことなんですが・・・今年はあまりやることがありません.EL34シングル・アンプはあまりに単純な回路構成でいじり様がありません.電源部はチョーク・インプットでこれは変えられない.

LM3886アンプは夏に使い方を間違えて煙を出しました.(笑) 抵抗器が二本焼けました.換えれば動作するはずですが,電源部はそのままにLM3875で作り変えようと思っています.さらに少ないパーツで作れます.

ということで今はEL34Sを常用しているのですが,時々前段の球を換えて変化を楽しんでいます.製作当初の6J5(RCAメタル管),Philips ECGブランドの6J5GT(東欧製?),Raytheonの5703WB (サブミニチュア管)・・・違いは微妙です.しばらく聴いて他の球に換えると「あぁ,違うんだなぁ」と分かる程度.

先日たまたま6C5GTが目についたのでこれに挿し換えてみました.あれっ,全然違うぞ.エッジの効いた音になります.低音の伸びは控えめで,このせいかと最初は思いましたがよく聴くとたしかにエッジの効いたクリアな音です.ただしキメの細かさでは5703WB に一歩譲る.堅めの音.小編成のジャズにはいいかも.うーん.

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この6C5はHytron.ベース周りは金属板が巻いてあり,6C5としては最後期と想像します.RCA 6J5メタルと共に以前のDET9シングルで前段or二段目として使っていました.6J5と入れ替えても音はそう変わらなかったので両者は似たようなものなんだなと思っていました.

6C5は5極管6J7を内部で三極管接続したものとどこかで読んだ記憶があります.

EL34Sもまだ音が変わる要素あったんだなと思いました.
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by auf1028 | 2016-11-15 23:09 | オーディオ | Comments(0)

ポリスチレン・コンデンサー

カップリング・コンデンサーに使ってみました.東ドイツ製ということで,メーカー名も不明.MKTとはメタライズド・ポリスチレン・コンデンサーのことだそうです.

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真空管アンプのカップリング・コンデンサーに使った場合,MKT(巻物)はよくいえば高域が出てくるように聴こえます.悪くいえば少し暴れる? 周波数特性を計ってみれば差はないはずなんだけど,不思議です.

現用の高音ユニット,FOSTEX FT3RPには合っているかもしれない.まぁ差がよく分かるのは換えた直後だけでずっと聴いてると分からなくなってしまうのだけど.

だけどこれ,スピーカーのネットワークに使ったときはくすんだ感じで却下だったんですよ.カップリング・コンデンサーに使ったのとは印象が異なる.直流を重畳しているせいなのか.
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by auf1028 | 2016-06-02 22:50 | オーディオ | Comments(2)

EL34三結シングル こんなところで

DT9シングルのときは最初三段増幅だったので初段の配線やC,Rが残っていたのを撤去しました.デカップリングはせっかく二段分あるので使うことに.ドライブ段プレート抵抗を変更.

LM3886アンプより感度が低いので6J5にカソード・バイパス・コンデンサーを入れました.ゲイン上がっただけで音はあまり変わらないような気がする.

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今回出力段とドライブ段のグリッドリーク及びEL34の入力抵抗に精密巻線抵抗器を使いました.他の抵抗器も巻線に換えたいところですが,将来余裕があれば・・・.

EL34のカソード抵抗は現在可変ホーロー抵抗器ですがそのうち固定抵抗器に換えます.

カップリング・コンデンサーは手持ちの数種類を試してMITのRTX 0.1uF 600Vにしました.

もう少し高い電圧で動作させてみたいところですが,それには電源トランス変更が必要です.後はあまりいじるところがないような気がします.音は気に入っています.しいて言えば消費電力が今までより大きい.プッシュ・プルに比べりゃ半分ですが.

回路図はいつものように水魚堂様のBsch3Vで作成しました.
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by auf1028 | 2015-04-27 18:17 | オーディオ | Comments(2)

EL34三結シングル 音出し

DET9が付いていたUFソケットを取り外してUS8ソケットに交換,バタバタと配線しました.そして電源トランスのタップを380Vに変更.普通に整流するとDC500V以上になりますがチョーク・インプットなのでB電圧は326Vとなりました.整流はSIC SBDですが整流管だともっと電圧下がるでしょう.

カソード抵抗は可変なのでとりあえず450Ωとして通電.バイアス抵抗両端の電圧を計ります・・・0V・・・え?そんなはずは.アンプを裏返してよく見てみます.カソード配線してませんでした・・・.

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カソードバイアスは約20Vです.とりあえずこれで音出し.やや心もとない感じの音ですが数時間で安定してきました.その後カソード抵抗値を360Ωにしました.プレート電流55mA程度です.出力トランスのLundahl LL1620は最大電流値にバリエーションがありますが僕の持っているのは60mAまでなのでこのくらいで行きます.トランスの一次インピーダンスは3.3KΩです.LL1620でこの上は6Kで,まぁ6Kでもいけると思いますがどっちがいいのか分からない.出力は4W程度と想像します.

初段は前のまんま.この後手を入れる予定です.暫定で6J5一本のドライブです(カソードパイパスCなし).

新たにアンプを製作したときは何時もすごくいい音に聴こえるんですが(笑)それを差し引いてもいい音です.LM3886アンプでは小音量のときコントラストが低いのでついつい音量を上げてしまいましたが,それがありません.軽々と音が出てきます.鮮明です.ジャズではソロがバックに対し引き立っていい感じ.要するに現用のスピーカーとの相性がよいのだと判断しました.

低音のゆとりと粘りはLM3886アンプが優ります.レゲェやHIP-HOPはLM3886がいいです.クラシック音楽はケース・バイ・ケースかな.

テスター一台あれば簡単に作れて音もよいEL34三結シングル(オーバーオールのNFBなし),今更ながら実感しました.ペア五千円以下の球でこれだけの音が出るんだから素晴らしい.真空管アンプ初心者の二作目やキットの次に作るのには好適じゃないかなぁ.トランスのコストが少し高いですけど,いいものを買っておけば死ぬまで使えますから.

web上にEL34シングルの作例は多くありますが二段増幅でNFBなしという回路は意外に少ないですね.さらにチョーク・インプットになるとハヤシラボ以外に見当たりません.
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by auf1028 | 2015-04-11 20:31 | オーディオ | Comments(2)

EL34

LM3886アンプはなかなかよいですが,小音量でのコントラストは真空管無帰還シングル・アンプに比べれば低いです.真空管アンプでイコライジングしたらどうなるか.具体的にはスピーカーのインピーダンスが高い周波数を落とし,超低域をブーストします.超低域といってもこのスピーカで30Hzは間違っても出ないので50Hz近辺になりますが.

低域をブーストするとなるとある程度のパワーが要ります.そこでDET9シングル・アンプを小改造してEL34三結シングル・アンプにしてみようと思います.EL34を選んだ理由は三極管接続&無帰還でソコソコのパワーが出せるからです.しかも現行生産品なら非常に安く手に入るのでテストには好都合.趣味性には欠けますけどね.

ソケット周りとカソード抵抗を換えればとりあえず鳴らせます.あと出力トランス一次の配線換えと.チョーク・インプット電源なのでB電圧をあまり高く出来ませんが,4Wは出せそうです.

EL34って,大昔作った「ビーム管,5極管差し替え可能汎用アンプ」でTESLAの細い青管とPhilips ECGブランドの6CA7(東欧製か)をUL接続で聴きましたが,特にいい印象はありませんでした.今回はどうでしょうか

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入手したのはJJのEL34.音はまぁ問題ないだろうと推測しますが格好が悪いです.EL34は頭が平らになっているものですがJJのは半球型で,何でこんな形にしたのか.まぁRFTだったかビリケン頭のEL34もありましたが.サウンドハウスで送料入れて\4730.

現行のEL34ってMullard,Tung-Sol(どちらも名前だけで往年のブランドとは無関係),Svetlana(アメリカの商社にブランド名を買われた),Electro Harmonics,以上はロシアの同じ工場で作られていて中身違うんかな?と思ってしまいます.他は中国を除けば旧Svetlanaのロシア工場,JJのスロヴァキア工場と三箇所でしか作られていないのですね.

Electro Harmonicsも安いけど生産はSOVTEKの工場です.旧TESLAの工場で作ったJJの方が気分的には・・・.(笑) 

*追記:2本ペアの金額です
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by auf1028 | 2015-04-05 21:43 | オーディオ | Comments(2)

infineonのSiC SBD

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今までメインアンプの整流にはCREEのSiC SBD,C4D02120(末尾にAはつかない)1200V 5Aを使ってきました.ソースによってはキツイ場合があるのがずっと気になっていました.先日,直熱整流管5T4に変えてみたところ・・・うーん,やはり表現力では整流管なのかなぁと思わせます.まぁ分かってはいるんですが再確認したというところ.

敢えて半導体整流器を使っている理由ですが,整流管は一般的なパワー管に比べても消耗が早い.それも,劣化したら切れてくれるわけではなく徐々に劣化していきます.毎日使っていると気がつかない.新しい球に換えてみて性能が低下していたのに気がつくって感じです.

定期的に,劣化を感じる前にすぱっと換えてしまうのがいいんだろうけど,使えないわけではない中古球がどんどん増えていくことになる.コストも・・・.

それと,CREE SBDのよさは主にジャズでシンバルのキレにあります.整流管だけで聴いていれば不満はないだろうけど比べてしまうとね.

そこで中間を狙って(笑)前に作った日本インターのSBD(シリコン)30PHA20 7個シリーズを持ち出しました.実際,中間の音が出ます.ただしこの使い方は危険です.同じように作ってラインアンプに使っていたモジュールは煙を出して焦げてしまいました.素子にばらつきがあると一個だけ死亡,ショートして残りも全部死亡.フューズ入れないとなぁと思いつつそのまましばらく使っていました.

先日,「オーディオ喫茶 我風」の店主に来訪いただきましたが,この状態で聴いていただきました.

手元に去年入手したinfineonのSiC SBD,IDH10S120 1200V10Aがあります.製作中のLM3886アンプに使おうかと思っているのですが,CREEと換えてみました.ピン配置は1番カソードで同じです.音は似たようなものだろうと予想していましたが,えっ? 全然違う.キツさがなく高い方がスカッと伸びていてキレもあります.これはいい! 驚きました.相対的に低域がスリムに感じるのだがこれには眼をつぶろう.元々低音が出にくいアンプとスピーカーですのでね.

「我風」店主殿にはこちらで聴いていただきたかったなぁ.(また来てくださいね)

まぁこの結果を以てCREEよりinfineonのSBDが優れていると決めつける訳には行きません.製品によっても使うアンプによっても結果は異なるでしょうが・・・それにしても違いは大きいです.
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by auf1028 | 2014-09-02 14:32 | オーディオ | Comments(2)

サブミニチュア管 Raytheon 5703WB

DET9シングルのドライバー段を二段から一段に変更しました.6J5のみです.

先日ふと思い立ってこれを手持ちの中μ三極サブミニチュア管に換えてみました.フォノ・イコライザーを作ろうと集めたサブミニチュア管の在庫がかなりあります.何しろ安かったので.2~3ドルだったと思います.今はどうなのかな.

サブミニチュア管にしたのはマイクロフォニック・ノイズが少ないからです.GT管はパワー・アンプの前段に使ってもマイクロフォニック・ノイズによる色づけが多少あるのではないかと思います.それを承知で使ってきましたが,例えば2A3や45にMT管を合わせるのは時代が違うからおかしいだろうと考えたから.現在,そのようなこだわりは全然なくなってますが.

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サブMT管はリード線が延びてるだけなのでUSプラグ(US8のハカマ部分)に半田付けして使いました.ハカマの内側に見える白いものはリード線の番号を書いたテープです.こうしておかないと間違いやすい.実際最初間違えました.

写真で後に見えるのは6C4ですがヒーターが灯っているだけでダミーです.

こんなに小さいけれどスペック的にはGT管とさして変わらない.フィラメントは0.2A食います.μは6J5より少しだけ大きいようです.5703はUHF帯の増幅用らしいです.もちろんオーディオ用として使って問題ありません.

音を聴いたらえーっ?って感じ.いいんですよこれが.クリアで細かく切れ込みます.サブMTだからいいのか5703がいい球なのかわかりませんが.うーん・・・.

エレメントがこの小ささですから球の寿命はどうなんだろう? まぁ手持ちはいっぱいあるので.
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by auf1028 | 2014-08-16 23:32 | オーディオ | Comments(2)

fujiwara氏の DAC9018D ケーシング完了

思ったより時間がかかりましたがやっと完了です.ケースは前作EM-DAC9018Sと同じくSUNのユニパック.電源部(パワートランスと整流部)とDAC部(レギュレーターとDAC)に分けました.

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今回のは東芝のケースです.ロゴが違うだけでSUNとまったく同じもの.上側のDAC部は光学ディスク用なので空いた部分をパンチング・メタル・プレートで塞ぎました.秋葉原で買った中古ですが黄ばみが目立ちます.このシリーズのケースもさすがにあまり見なくなりましたが,SUN SPARK本体も含めこの時代のデザインは好きですね.FIREの時代になるとちょっとなぁ・・・.

電源部,発熱は少ないですがいちおう上部に放熱穴を開けました.DAC部との間にはとりあえずアンプ用ゴム脚を挟んでありますが後でもう少し見栄えのよいものに換えます.

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コモンモード・チョークを内蔵しました.ファインメットとかじゃなく普通のフェライトコアです.チョークは並列に抵抗器を入れてダンプ,入出力には0.1uFのフィルムコンデンサをつけました.

電源トランスが4つ載っていますがひとつは使用しておらず,USB-DDCに使うかもしれないので入れておきました.何も載っていない基板がその場合の整流基板です.トランスは全て手持ちの真空管ヒーター用,EI型です.

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電源供給コネクターはD-Sub 9pinです.DACのINはBNC,OUTはミニXLRから三線で出します.

レギュレーターPS7A4700の入力にファインメット・ビーズ,出力に東芝のアモビーズをつけてますがバラック状態のときは効果がよく分かりませんでした.まぁつけといて悪いことはあるまいと.アナログ電源は消費電力が少ないようでヒートシンクは冷たいままです.デジタル用電源のヒートシンクは少し暖かくなります.

LCDは一度設定が済んでしまえばめったに使わないのでケースの中に入れておきます.(笑)

ケーシングの作業している間,EM-DAC9018Sを使っていてこれもなかなかいいじゃないかと思いましたが,改めてDAC9018Dを聴くとやっばりゆとりと厚みがあります.これでしばらくはDACの製作をすることはないでしょう.DDCは現状で別に不満ないですが他のも使ってみたいですね.
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by auf1028 | 2014-06-22 22:31 | オーディオ | Comments(2)

Neumann W444STA 電源のテスト

ノイマン・アクティブフェーダー用電源,三端子レギュレーターを使えば簡単ですが,ここもチョーク・インプットで行きたい.

手持ちのチョーク,航空機用と思われるアメリカ製4H 400mAが使えるかも.6AR6パワーアンプおよび3A/109Bラインアンプで使った実績はありますが,一桁低い電圧で使えるかどうかやってみないとわかりません.で,製作を始める前にバラックでテストしてみました.

整流素子の後にチョークを置いただけではチョーク・インプットにはなりません.チョークに臨界電流以上の電流を流してやらないと.チョーク入力用のチョークは臨界電流値が発表されています.今回のように何用か不明のチョークは実際やってみないことにはわからない.

100mAも流せばいいかなと予想しましたが臨界電流値は電圧によって変動するので・・・どんなものか.W444STAだけだと電流は50mA以下と思われます.ブリーダー抵抗を入れ整流後の直流電圧を観察しながら抵抗値を調整します.

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スライダックを使って少しずつ電圧を上げながらテスト.

電源トランスはDACの正負電源に使おうとオークションで入手しておいた16V-0-16V 1.5A.何かの機器用でしょう,未使用品.中点は使わずブリッジ整流してチョーク・インプットだと得られる電圧は28Vくらいか? もう一段Lを入れるのでちょうど24V付近になると予想.

ダイオードは日本インターのショットキー・バリア・ダイオード3PHA20 200V/3A(無選別品).

ブリーダー抵抗値を200Ωとして電圧24V.抵抗値を少し高くすれば目標の電圧が得られるでしょう.うまく行きそうです.
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by auf1028 | 2013-10-06 23:08 | オーディオ | Comments(4)