スキー場の夜景

実に久しぶりにフィルムで写真を撮りました.夜のスキー場遠景です.冬に旭川方面から富良野に帰る途中,前方に二つのゲレンデの夜間照明が二列に並んでとても印象的なのです.ずっとそのうち撮ろうと思っていましたがなかなか実行できませんでした.

今日は晴れて風もなく絶好と思われたので明るいうちに4×5のカメラとレンズ一式をを車に積み込んで出かけました.暗くなる前にロケハンして撮る場所を決めないといけないので.

車の中から見ているときは周りの余計なものは目に入っていません.二列に並んだ点線状の光だけを見て「おっ,きれいだな」と感じるわけですが・・・いざ写真に撮ろうとすると走る車の中から見た印象を再現するのは非常に難しいのですね.まぁこれはある程度わかっていましたが.電線や街灯,車のヘッドライトなど余計なものが移らない場所を捜すのはかなり時間がかかりました.

それでもカメラをセットしてみると,というかセットするまでもなく見ただけでもあんまり面白くないのですね.ただ光の列が二列あるだけといえなくもない.記憶に残っている印象とはずいぶん違います.でもせっかくカメラを持ち出したので(しかも大判カメラ)撮っておくことにしました.以後このような写真を撮るときのデータも得られますし.
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GLAFLEX Super Graphic Nikkor M300mm F9 F22 2m FUJI RDP III EPSON GT-700Xでスキャン

小さいサイズで見てもさえないのでもう少し大きなサイズ(横1400ピクセル)をこちらに上げておきます.もちろん元ファイルは巨大です.4×5で300mmレンズは35mm版でいうと100mmくらい.中望遠ってところです.私のモニターでは画面下側の雪原(田んぼですが)や左側に並んだ電柱,右側のポプラの木など判別できるのですが,環境によっては見えないかもしれません.

ハイライトを押さえ,シャドウ部をかなり持ち上げて軟調にスキャンしました.35mm判でこのくらい暗部を持ち上げると荒れ荒れになってしまうのですが原版がこのくらい大きいとあまり目立ちません.スキャンの範囲は118mm×87.7mm.解像度は2000dpi.16bit TIFでファイルサイズは367MBあります.私の旧式なPCではレタッチするのもやっとです.メモリも1Gじゃ全然足りません.

EPSON GT-700Xには4×5のフィルムホルダーが付属しています.二枚入れられます.最大解像度は4800dpiですが3200dpiとの差はほとんどなく実質3200dpiといえます.4×5のスキャンでは解像度が制限され,2000dpiくらいが限界です.

PCの画面上で見るだけだったら4×5で撮った意味はまず感じられないと思いますが(トーンの点では少し有利かも),大判のメリットは大サイズにプリントするときに生きます.A1にプリントしても十分なクォリティです.A0でもいけるでしょう.

この写真を撮ったカメラがこれです.
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かつて報道写真の撮影に使われたスピード・グラフィック,通称スピグラの最終型,スーパー・グラフィックです.SUPER SPEED GRAPHICと文字が入っている機種とSUPER GRAPHICとあるのと二種類ありますがほぼ同じものです.1958年から'70年代初頭まで生産されました.生産終了後に日本のトヨがライセンスと製造設備を取得し,「TOYO SUPER GRAPHIC」として売られたものもあります.こちらはボディがグレーでなくブラックでネジ類はインチからミリに変更されていました.私が入手した個体は相当使い込まれ,あちこちに傷みありでしたが,蛇腹は新品に貼り換えられていたのはラッキーでした.フラッシュガンとそのグリップもついてきましたが使わないので外してあります.上部には「フラッシュ・コンピューター」という計算尺みたいなのがついていますがその上に水準器を貼りつけてしまいました.よく持っていくのを忘れるからです.水準器がないと場合によっては水平を出すのが困難です.

以前,知人が娘さん(二十歳くらい)に「これ何に見える?」と訊いたら「ラジオ!」という答えが返ってきました.まぁ普通の人にはカメラに見えませんわね.
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前蓋を開けてレンズをつけるとちゃんとカメラに見えます.Nikkor M300mm F9 自作延長鏡筒(スプレーのキャップ)つきです.300mmだと少し延長しないと蛇腹の伸びが足りません.このレンズは小型軽量で山岳写真家にも愛用されているようです.テッサータイプの4枚玉,COPAL No.1シャッターつき.よく写ります.

スピグラの系統は本来プレスカメラで報道用です.127mmや135mmレンズをつけてGN 80とかの大光量フラッシュバルブで広めにどかんと撮り,必要な部分を切り出して使うわけです.最終型のスーパー・グラフィックはアオリ機構も充実し,商業写真にも対応しています.スピグラではベニヤ板製だったボディも軽合金に変わっています.90mm~300mmのレンズで風景を撮るにはまぁ十分です.「まぁ」というのはフロント部分が弱いとか各部の精度がイマイチでカッチリ決まらないとか,使いこなしを要求されるからです.でも気に入っています.
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# by auf1028 | 2007-01-14 15:22 | 風景 | Comments(4)

寒雀

前から家のドアの横に古古古米を少し置いています.毎日ではないけれど.雀用です.用心深い雀達は近くの木に留まって様子を見てから思い切ったように餌台まで降りてきてちょちょっと食べるとすぐ木に引き返します.ドアのすぐ横ですからねぇ.こうやってだんだん慣らしておいてそのうち一網打尽に・・・いや冗談ですよ,冗談.(笑) 実際の話,なかなか慣れないです.そもそもやってくる雀がいつも同じ個体なのかどうかもわからない.
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Canon EOS 10D EF100-300mm 260mm F8 1/350sec +1.5EV ISO 400 RAW
冬になって餌台(ただの板ですが)を地面から1mくらい木の棒(箒の柄)で上げました.午前中に米を置いてやるとすぐ寄って来るわけではないんですがいつの間にか無くなっています.なかなか食べるところを見ることはできません.今日は集団でやってきました.羽を膨らませて,寒雀ってやつですね.

屋内から撮ったのでガラスを2枚通して(しかも斜めに)撮影しています.そのためシャープネスは低下していますがこのサイズだとあまり気にならないでしょうね.当地の住宅のガラス窓はほとんどペアガラス,つまり2枚のガラスの間に空気層を持ったガラス板を使っています.断熱に優れています.ガラスの間を真空にすると断熱性は格段に向上すると思われますが,完全に規格サイズになっちゃうので.将来的には普及するかもしれません.あまり古い家だとシングルガラスでその代わり窓が二重になっていたりします.最近は三枚重ね,トリブルガラスというのも普及しつつあるようです.
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# by auf1028 | 2007-01-09 19:28 | 動物達 | Comments(0)

川霧の季節(2)

今年に入ってから,というかしばらく写真を撮っていないのでブログのネタをどうしたものか・・・おぉそうだ,先日川霧を撮った際のファイル,まだ現像していないのがあった.ということで去年の写真で失礼します.

川原の樹に霧氷がついています.この写真を撮ってから今日まで暖かい日が続いています.今年は全国的に暖冬小雪のようですね,現在のところは.
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Canon EOS 10D EF100-300mm 100mm F13 1/500sec. ISO 400 RAW

こちらは反対側,川沿いの道の樹々.
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Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm 17mm  F11 1/500sec. ISO 400 RAW

霧氷って離れて撮ると樹に雪がついているのと対して変わらなく写るので(よく見ると違うのはわかりますが)寄ってみました.川から200mほど離れた住宅街にて.日陰です.
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Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm 17mm  F11 1/180sec. ISO 400 RAW

こちらは日向.う~ん,あまり面白くないなぁ.
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Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm 17mm  F8 1/750sec. ISO 400 RAW

現像ソフトは最近RawShooterばかり使っています.色収差,歪曲収差の補正なんて機能はないけれど,とにかくレスポンスがよろしい.サムネイルの展開やパラメータをいじった時の表示が早い.これはというコマに対しては画質優先のソフトを使えばいい.ってDPPしか持ってないんですけど.SYLKYPIXもねぇ・・・なんか高いような気がするんですね(ケチなだけか).Adobe Lightroomのβ版入れてみようとしたらWindows XP SP2以降でないとインストールできないんですと.
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# by auf1028 | 2007-01-04 19:52 | 風景 | Comments(0)

川霧の季節

近くを流れる空知川ではこの季節,夜中から朝方にかけて晴れると放射冷却で気温が下がり,川霧が発生します.橋の上では朝8時頃でも視界が数メートルになることもあります.今日はよく晴れましたが気温はさほど下がらずマイナス十数度だったんじゃないかと思います.8時,霧はかなり少なくなっていました.周囲の木々には霧氷がついています.
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Canon EOS 10D Tamron SP 17-35mm 17mm F11 1/500sec. +1.5EV ISO 400(200に切り替えるのを忘れた)

肉眼では太陽本体も見えていますが,写真にすると完全にハイライトに埋もれてしまいます.露出を切り詰めるにも川面を出すにはこれが限界.このような被写体にHDRは有効なんでしょうね.もっとも霧は動いてますのでHDR使えるかどうかわかりません.
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Canon EOS 10D Tamron SP 17-35mm 17mm F11 1/500sec. +2EV ISO 400

橋の上に5分程いたら手の指が痛くなってきました.10Dは手袋したまま操作できるようにはなっていませんのでね~.ナイロン系のカメラバッグはもうパリパリです.引き返す前にカメラを90度右に振ると・・・このようにスカッと晴れています.
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Canon EOS 10D Tamron SP 17-35mm 17mm F11 1/500sec. ISO 400
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# by auf1028 | 2006-12-27 21:12 | 風景 | Comments(5)

安井仲治~昭和の写真

「雑記草」というサイトがあっていつも見ているのだけれど,先日安井仲治の写真について書いてあった.仲治の写真で好きなのが一枚あって,しばらくの間それが上下逆なのに気がつかなかったという内容.

読んだ後仲治について検索してみた.仲治はどんなカメラを使っていたのだろうかとふと思ったからだ.安井仲治といえば日本の写真史を語る際に必ずといってよいほど出てくる名前で,僕も主に写真雑誌(カメラ雑誌かな?)の記事中で何枚かの写真を見たことはある.けれどいつ頃活動した人なのかなど具体的な事は全然知らなかった.

仲治について記述してあるページはけっこう存在していて調べてみたらWW2の直前に38歳で亡くなったということだった.ということは「東京昭和十一年」の桑原甲子雄や木村伊兵衛などとあまり変わらない世代なんですね.ついでに名前の読みが「やすい なかじ」であることもわかった.僕はず~っと「ちゅうじ」だと思いこんでいたのだった.何十年も~.

肝心のカメラはツァイスのベビーイコンタとライカIIIを使っていたと,あるページにあった.ベビーイコンタというのは今セミイコンタといっている6×4.5cmのIKONTAのことだろうか? どちらも戦前の日本では普通の人が持てるようなカメラではない.30歳台でこのようなカメラを持っているというのは今だとポルシェとフェラーリを持っているみたいな感じで家がよほど裕福だったのか,仲治自身が「青年実業家」だったのか.まぁどうでもいいことです.

仲治の写真は今見てもあまり古さを感じさせない,と思う.(まぁそれほど数を見てるわけじゃないんですが) 最初に書いた「雑記草」で触れられている写真は斧と釜が階段に置いてある,外で撮った静物写真とでもいうような写真なのだけど,メーデーやユダヤ人を撮ったルポルタージュ的な写真でも.当時「新興写真」と言われた海外の新しい写真の流れ(写真で積極的に「表現する」ことなのだろうと思うのだが)に影響された面はあったにしても彼独自の視線は鋭く,ユニークだ.

僕が写真を始めたとき,アサヒカメラなどで桑原甲子雄の「東京昭和十一年」を見てとても面白かった.何が面白いのかというと写っているモノが面白い.この時代の人の服装,家の形,看板,街灯・・・フィクションじゃなくて実際に当時そこにあったモノだから.そしてそれらのモノが現在の自分の知っているモノのスタイルの元になったのだから.つまり写真を見て色々なことを考えさせてくれるのが面白いわけです.

桑原甲子雄の写真は極めて平易に撮っているように見えるのだけれど「表現」していないわけじゃない,フレーミングした時点でそれはひとつの表現なのだから・・・なんて考えていたら考えがまとまらなくなってしまいました.(笑)

まぁこいうことは昔からずっと,時々考えるんですが・・・考えて結論めいたものが出たからといって・・・撮るときはそんなことは完全に忘れてますね.(笑)

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昭和関連で昭和初期の住宅街の写真を.実はこれ,映画かテレビ・ドラマかのオープン・セットなんですけどね.撮影したのは1989年です.

共通データ:CONTAX RTS YASHICA ML21mm F3.5 Kodak KL(Kodacrome 200) EPSON GT-700Xでスキャン
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# by auf1028 | 2006-12-20 20:06 | 古い写真 | Comments(2)

引伸レンズを撮影に使う(1)


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Canon EOS 10D FUJINON EP90MM F5.6 F22 2s +1/2EV ISO 400 RAW M42接写リング#2使用(全画面の2/3ほどをトリミング)
これを撮影したのはFUJINON EP90mm F5.6,20数年前の引伸レンズです.6×7及び6×8(cm)用で,この後EXにモデルチェンジされて現在に至っています.引伸レンズのモデルチェンジのスパンって,撮影レンズとは比べ物にならない長さです.EPの前はE,またはFUJINAR Eだったらしいですがその時代はさすがにリアルタイムでは知りません.

中古で入手したこのレンズは全体に少しくたびれていて絞込み用ゴムリングは硬化していますが,レンズそのものはまずまずきれい.コーティングはされていますがマルチではありません.

引伸レンズを撮影に使ってもまずまず良好な結果が得られることはよく知られています.動作から考えると,普通の撮影レンズが無限大での収差補正が最良になるよう設計されているのに対し,引伸レンズは撮影範囲が四つ切から半切近辺を基準にしているのではないかと推測します.歪曲収差はよく補正されているでしょう.

F22で撮影しましたが王冠やラベルの網点もわかり,特に照明に工夫したわけでもないのですがトーンも悪くない.描写は立派なものだと思います.(このビール,数年前のが流し台の下に転がっていたもので王冠は少し錆びてます・・・) F16で撮ったものと比べると回折の影響は感じられず却ってコントラストが高くなっています.この撮影距離ではF22がベストと思われます.これ以上の拡大になるとリバース(逆付け)した方がよいかもしれません.100mmクラスのマクロレンズと比較してどうかが興味あるところですが・・・持っていないのでわかりません.(笑)
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引伸レンズを10Dで使うにはこのような組み合わせが必要となります.引伸レンズ+M39→M42変換アダプター+M42ヘリコイド(これはBORGの#7842 ヘリコイド稼動距離10mm)+M42→EOSアダプター.ヘリコイドはけっこう高価なのでなかなか買えずにいました.M39→M42変換アダプターはこちらで入手.

この組み合わせで無限大から1.2mくらいまで使えます(オーバーインフになります).EL Nikkorなどの80mmが使えるかどうかは微妙なところ.75mmは無理でしょう.BORGからはさらに薄いヘリコイドが出ていますのでそれを使えば75mmが使えるようになると思います.(ただし稼動距離が5mmと短いので不便)

こんな手間をかけて引伸レンズを撮影に使う意味はあるかというと,あまりないでしょう.(笑) そもそも自動絞りじゃないし不便でしょうがありません.まぁちゃんとしたマクロレンズを買うよりは少し安いかもしれませんが.ひとえに「レンズ遊び」ということです.引伸レンズの中古は今,ほとんど捨て値で入手できる(一部を除く)のでお遊びには好適です.
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Canon EOS 10D FUJINON EP90MM F5.6 F16 1/125sec. +1.5EV ISO 400 RAW
接写リングを使わない最短距離での撮影.開放ではフレアっぽいのがファインダーを見てすぐわかります.一段でも絞ると,とたんにすっきりします.これは少し前ピンだったかもしれません.

無限遠の撮影は後日試みてみようと思います.
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# by auf1028 | 2006-12-12 00:31 | カメラ,写真 | Comments(5)

やっと雪が止みました

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 Canon EOS 10D Tamron SP 17-35mm 26mm F8 1/350sec.  ISO 400  RAW 

いや~降りました.3日間降り続けた雪が今日夕方やっと止みました.トータルで70cmくらいは降ったんじゃないかな.今は風もなく,月も見えています.

雪が遅れていた分まとめてどかっと来た感じですが,景色がまるで真冬のようなわりには気温がまだそんなに低くないので少し妙な気分です.当地では本来,き~んと冷え込むのが冬って感じなんですがねぇ.でも,こちらで生まれ育った人は皆「昔は今よりずっと雪が多かった」と口を揃えておっしゃいます.(気温も低かったとのこと)

写真に撮るには今がいかにも雪国という風に撮れていいかもしれません.それにしても少し重い,湿り気味の雪はどうも好きになれないな~.

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 Canon EOS 10D Tamron SP 17-35mm 24mm F13 1/180sec.  ISO 400  +1.5EV RAW 
氷柱の中に気泡が連続して存在するのがよくわかります.
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# by auf1028 | 2006-12-05 23:41 | その他 | Comments(4)

Paris

最近なかなか写真を撮れないこともあって昔撮ったポジを見直し,一部をスキャンしています.フィルムはほとんどコダクローム200(KL,PKL)を使っていました.粒状は荒いですがコントラストが高く,ちょっと見ドラマチックに写ります.感度200というのも常用フィルムとして使い易く,偏った色調も好きで愛用していました.しかしこのフィルム,スキャンは難しいです.ライトボックス上でルーペを使って見える情報の半分も拾えない感じ.高級フィルム・スキャナを使えばまた違うんでしょうが.
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十数年前にパリで撮ったカットを並べてみました.当時私の写真趣味は長~いブランクの只中にありました.普段は全然写真を撮ることがない.どこか旅行に行く場合などだけはいちおうカメラは持って行き,物珍しさにまかせて撮影する,そんな状態で引伸ばし機なんかカバーをかけたまま触れることもありませんでした.

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フランスへは仕事で行ったので空いた時間にちょこちょこ撮った,そんなカットですが今と撮り方は全然違わないですね.(苦笑) 進歩がないというか一貫しているというか・・・もぅ.
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写真を始めたときは撮影しても現像が終わるまでどう写っているかわからない(写っているかどうかもわからない),ネガが出来てもプリントしてみるまではわからない.そういうのが面白くて撮っていたようなところがあります.こういう風に写そうと思っても,まずそうはならない.「写ってしまった」部分の方がはるかに大きい.

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それが段々「この光景をこう撮れば上がりはこうなる」ってのが判ってくるようになりました.すると・・・とたんに撮れなくなる.撮らなくても上がりが見えているから「こんなの撮っても面白くないや」となって全然シャッターを切れなくなる.

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それでも外国へ行ったような場合はすべての風景が新鮮に見えるし二度とは来れない可能性も大きいわけで,半ば記念写真的に撮っておこうかと思う.シャッターが軽くなるとでもいいますか・・・.

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そんな写真です.今思い返してもパリでは結構写真を撮りました.地理も全くわからず,帰れなくなると困るので地下鉄の駅からあまり離れなかったのですが,路地裏などにも行ってみれば良かったなと思います.機会があれば(なさそうだけど)ひと月くらいパリに滞在して写真を撮ってみたいですね.

共通データ:Canon A-1  FD24mm F1.4  FD100-300mm F5.6  Kodak KL  EPSON GT-X700でスキャン
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# by auf1028 | 2006-11-27 19:24 | 風景 | Comments(4)