モンドールチーズ

札幌の輸入チーズ店「チーズマーケット」のサイトで見つけました.フランスとスイスの国境付近のモンドール山周辺で秋から冬にかけて作られるチーズ.12月に札幌へ行って購入しました.食べたことがなかったので興味津々です.スイスで作られたヴァシュラン・タイプは売り切れでフランス産を購入.ポリエチレンの袋に入れてもらったにもかかわらず,帰りがけの車の中で「古漬け」みたいなにおいがしてました.このチーズ,輸入されるようになったのは最近だそうで.
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昨年末知り合い数人と共に「モンドールとワインを味わう会」を開催しました.
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「カマンベール・チーズの親玉」みたいなのを想像していたのですがだいぶ違いました.そもそも色が違いますね.樅の木の蓋を取るとオレンジ色のカビに包まれた姿が見えます.蒸したジャガイモと共にいただきました.やはりワインを飲みながら食すのが最高でしょう.私はふだん全く酒類は飲まないんですが,この日は久々に飲んでしまいました.今年はヴァシュランを買ってみようと思います.
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このとき持ち寄られたワイン.とくに高価なワインではありませんがそれなりに美味しかった.私はふだん全く酒類は飲まないんですが,この日は久々に飲んでしまいました.

Canon EOS 10D Tamron SP 17-35mm ISO 400
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# by auf1028 | 2008-01-20 21:32 | Comments(2)

霧の橋上

今朝はこの冬一番の寒さ.推定-25℃かそれ以下.朝8時前に新空知橋を車で通りましたが霧がすごくて前に車がいないとまるで白い壁につっこんでいくような感じ.危ないです.なんたってブレーキ踏んだってすぐには止まらないですから.
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 KonicaMinolta DiMAGE X50 F2.8 1/250 ISO 50 +0.3EV
この写真は帰りに撮ったので8時頃です.少し晴れてきました.ちなみに走行中ではなくて信号待ちで停止しているところです.前が空きすぎだけど.信号まで50mくらいだと思うんですが見えません.Exif見ると開放,1/250秒です.DiMAGE X50のAEプログラムはよほど明るくないと絞られない設定のようです.ピン合ってないんじゃないかな・・・.
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# by auf1028 | 2008-01-18 00:09 | Comments(0)

EBC FUJINON 55mm F1.8の新旧タイプに違いはあるのか? (1)

EBC FUJINON 55mm F1.8は旧タイプを10Dで時々使っています.この個体はリアに落下した際についたと思われる傷及び凹みがあり,そのため非常に安く手に入れました.入手した直後にネット・オークションで新タイプにボディ(FUJICA ST801)がついて出品されていたのをとりあえず入札しておいたらそのまま落札.新旧のEBC FUJINON 55mm F1.8が手元に来てしまいました.

このレンズ,一部で評価が高く私も非常に気に入っています.トーンがいいです.色も.モノクロ銀塩フィルムで撮り多階調印画紙でプリントしてみたいものです.私が暗室作業することはもうないでしょうけど・・・.

EBC FUJINONをM42/EOSアダプター経由で10Dにつけるためには開放F値設定用の突起を削らねばなりません(最後までねじ込めないのでせいぜい15mくらいまでしかピントが来ない).新タイプはボディもそうですが非常にきれいだったのでオリジナルのかたちを崩すのは忍びなく,旧タイプを加工しました.どちらもレンズ部分は同じだろう・・・しかし実際はどうなのか?

違いがあるとすれば・・・「設計の変更」これはたぶんない・・・「コーティングの変更」「ガラス材の変更」などが考えられます.ガラス材の変更だと実写してみないと違いが判らないでしょうし,もし違いがあったとしてそれがガラス材のせいと判断するのは難しい.色はコーティングでも変わります.

新旧のひと目でわかる違いはゴム・ローレットの形状です.
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しかしよく見るとこの写真で判るように絞りリング,前玉の押さえ,その他外装部品は皆変更されています.銘の入った化粧リングは旧タイプは金属製ですが,新タイプはプラスチックのようです.ちなみにこのリングは接着されており回りません.

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レンズ後部の写真.左の旧タイプを見るとレンズ枠の歪み,開放値設定用突起を削った跡がおわかりになるでしょう.目視ではコーティングの様子その他に違いはないように思えます.

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前面から見るとあれっ,コーティング面の反射が全然違いますね.
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さらに第1面のコーティングに絞って見てみると旧タイプはマゼンタ,新タイプは反射がかなり少なく,写真では判りませんが緑色がかっているのです.

実写してみましたが遠景は撮れないので近接撮影です.上が新タイプ,F1.8開放です.ほぼ同じといって良いでしょうか.寄って開放だとフォーカシングがキビシイです.何枚か撮って選びました.
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 Canon EOS 10D ISO 400
実はレンズを換えている間に光線状態が変わったらしく,シャッター速度が少し違うのです.曇りだったのですが雲の厚みにムラがあり,太陽が見えたり見えなかったりする状態でした.

次回はもっと安定した光線状態で撮ってみます.電灯光だと光量は安定しますが色の判定に電灯光でよいのかという疑問があります.逆光時の性能にも差があるかもしれません.無限遠のテストができないのが残念です.新タイプだからすべて良くなっているとは限りません.(とくに普及タイプのレンズにおいては)製造工程の合理化などによって性能が落ちる場合もあるでしょう.FUJINONの場合F2.2の普及型レンズが後で出ましたが・・・.

なお55mm F1.8の上にEBC FUJINON 50mm F1.4というのも存在します.これは滅多に見ません.一度オークションで見掛けましたが結構高くなっていました.こちらの写りに関しては聞いたことがありません.出た数は非常に少ないようです.

レンズの写真は Canon EOS 10D EL Nikkor 105mm F5.6 F11~16
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# by auf1028 | 2008-01-15 20:40 | カメラ,写真 | Comments(2)

川霧

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去年の冬も川霧の写真をアップしましたが,今年は例年ほど川霧が出ません.霧が出るには条件があって,「夜中から晴れ上がって朝は-20℃かもっと下であること 」「風がないこと」です.今年は暖冬という感じでもないのですが気温が極端に下がることが少ないのです.平均してそこそこ寒く,雪はかなり少ないです.この調子で冬が終わるとも思えません.2月頃ドカ雪が降るんじゃないかという気がします.
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12月下旬に-25℃くらいに(推定)なった朝に撮った写真です.撮ったときは非常に気温が低かったのですが,帰ってから現像してみると,どうもあまり寒そうに見えない.霧のせいですね.空気が澄み切ってコントラストが高い方が寒そうに見えるのです.アップした4枚ともシャドウは(ウソだけど)締めてあります.これでも寒そうには見えませんねぇ.

Canon EOS 10D Tamron SP 17-35mm  ISO 100
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# by auf1028 | 2008-01-13 22:23 | 風景 | Comments(4)

350B

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  EOS 10D EL Nikkor 105mm F5.6 F8 ISO 400

この真空管はNational Union製350B,ビーム管である.350BといえばWestern ElectricだがNational Union製と並べてみてもほとんど同じである.WEの350BはNational Union製という説もあるのは頷ける(真偽の程は知らない).ただ明らかに違うのはゲッター台の形状で,NUがこの写真で見られるように細長い金属板なのに対し,WEのはリング状だ.特徴はなんといってもセラミック・スリーブ・ヒータであることだ.通電しても音が出るまでに普通の球より時間がかかる.これによるメリットというのはよくわからないのだが.

WE製350Bも円高のときアメリカから中古を通販で買って持っていたが,ネット・オークションで処分してカメラとレンズに換わってしまった.僕の耳(及び再生装置)ではNU製との違いが判らなかったからだ.もしかしたら基本的に同一ではあるが材質の吟味,ひいては耐久性に差があるのかもしれないとも思ったりする.

現在のメイン・アンプに使っているのだがこのアンプ,もう作ってから十年近く経ってしまった.先日350Bの一本が壊れた.プレートとリード線との溶接がとれてしまったようだった.真空管というものは一般に考えられているよりはるかに長く持つものである(無理な使い方をしなければ).このアンプの整流管には5U4Tを使っているが「整流管は消耗品だから」と思いたくさん買っておいたのだけれど(メタル管なので人気がなく安い)十年近く無事に動作している.

このアンプは真空管アンプの三作目(キットを入れると四作目),自分で言うのも何だが渾身の力作である.回路的に凝ったところは全くなくてひたすら部品の実装と質に力を入れた.内部配線は全部テフロン被覆線,コンデンサは全部フィルムコンデンサ(電源部はフィルム+オイル)にした.出力トランスも最高(と当時は思っていた)のものを使った.

これの前のアンプでは各種ビーム管,五極管を使い回せるようにした.規格が似通っているしソケットはほとんどがUS8なので可能なのだ.一部ピン配置が違う球はアダプタを作って対処した.球の個性が判って非常に面白かった.350Bはとても高かったのでしばらく試さなかったのだが,たまたま中古でNUの球が安く(といっても他の球の数倍したが)売っていたので使ってみたら驚いた.全然違うのである.350Bと比較すると他の球はいずれも程度の差はあれ,ある種のトゲトゲしさが感じられた.これは比較して初めて判ることであって,それまでは別に何とも思わず聴いていたのだ.

そこで350B専用として作ったのが三作目のアンプである.Western Electricに350B(または6L6G)を使用するシングル・アンプがあったのでその回路をアレンジして使うことにした.出力は5~6W出るはず.製作には数ヶ月かかった.そしてテストで出た音はゲインは高すぎ低音はドロドロだった.要するに負帰還をかけないと使いものにならないということだ.ビーム管接続だから当然ではある(前のアンプはUL接続だった).だが単純にオーバーオールの負帰還をかけるのは気が進まない.間に出力トランスが入るからである.これはかなりの試行錯誤を重ねないといけないなと思った.

とりあえず音を聴きたいので手っ取り早く三極管接続で音出ししてみた.出力はどーんと落ちて,たぶん1.6Wくらいだと思う.それでもスピーカーの能率が高かったため結構まともに鳴った.端正な音である.小編成のジャズはコントラストが高くて素晴らしい.なんと,それまでメインに使っていたPOWER MOS FET,チョーク・インプットで重量数十キロ,出力10WのA級アンプを追い出してメインに居座ってしまったのだった.

これで決まりと思った350Bであったがその後色々経験を積んで,やはり直熱三極管に移行したいと思うようになった.だけどそれには時間とお金が必要なのでそのままになっている.
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# by auf1028 | 2008-01-09 23:50 | オーディオ | Comments(6)

コニカミノルタ DiMAGE X50

コニカミノルタ DiMAGE X50.ミノルタの屈曲光学系薄型シリーズの最終型・・・じゃないな,この後にX60があった.さらにその後のX-1というのがあるけれどあれはちょっと違う感じだよな.

「起動0.5秒」というのに惹かれた.一般的にコンパクトデジタルカメラは1枚目が撮れるまでの時間が結構長い.下手するとEOS 10Dよりかかる.メモカメラとして 「常に持ち歩ける」「思ったときサッと出してパッと撮れる」カメラはその気になって捜すとなかなかないのだ.

前に書いたようにPolaroid izone 550 を入手した.起動はそれほど早くないがメモカメラとしてはまぁまぁか.ストロボの自動発光を止めても電源オフでまた戻ってしまうのが残念.これでX50購入はしばらく見送るかと思った矢先,ネット・オークションで液晶不良のジャンクを見つけた.\3000で即落札した.いちおう撮影は出来るということだったが,もし落下品であればレンズ系その他にも影響が出ているかもしれない.ジャンクだからリスクはある.

送られてきたX50はアタリ多数,スレ多しだが撮影は問題ないようだ.液晶が真っ白で見えない.だがかなり斜めから見ると右側半分は白っちゃけながらも少し見え,字は判読できる.なんとか各種設定ができた.もし右半分がダメだったら設定不可能だったろう.画質:最高,ストロボ発光禁止,ホワイトバランス:昼光,感度:オート(ISO 50~160)に設定してこれで何でも撮る.(見やすくはないが)光学ファインダーがあるので撮影はできるのだ.液晶を大きくした後継機種のX60ではそうはいかない.

2004年夏の発売だけど既にコニカミノルタなんだなぁ.調べてみたらこの前のDiMAGE Xgからそうだったのだ.Made in Coreaだって・・・SANYO製だと思うんだけど.外装表面はプラ(ポリカーボ?)に金属メッキ(?)で滑りやすい.

構えると同時にスライドカバーを開ける.たしかに起動は早い.ほとんど待つことなく1秒以下で撮影可能となる.手のひらにすっぽり入るし,これはいいなぁ.電池はカマボコ型の小さなリチウム・イオン(専用)でいささか頼りない.多少なりとも劣化していると思われるので予備電池は欲しい.電池単体で純正品は定価4500円ですと! 改造してCR 123Aが使えるようにできるかもしれないと思う.(電圧は同じだけれど下手すると本体を壊すかもしれない) オークションで純正未使用品を¥1600で入手できた.

広角側は35mm判換算で37mm相当.手放したRICOH GXは28mm相当からだったのでかなり使えたのだが・・・屈曲光学系で広角は難しいのかもしれない.最広角でファインダーを覗くと樽型に見える.撮影した結果もファインダーほどではないが樽型.

一応ISO 400の設定もあるが非常用だろう.画質本位なら低感度に設定すればよいのだろうが手ブレとの兼ね合いもあるのでオートで使うことにする.撮影した画像のExifを見ると露出1秒になる明るさでもISO 100以上にはならないのですな.本当は160まで行くはずなんだが.画質は1/2.5インチに500万画素を詰め込んだことを考えればこんなものか.暗部ノイズがやや目立つ.Blogにアップするような使い方ならO.K.かなと思う.
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 6.1mm F2.8 1/20sec. ISO 100 WB:Auto

電源オフの時は常にレンズがカバーされているのでこのままポケットに入れて持ち歩ける.オークションで液晶が壊れたX50をよく見かけるのはポケットの中で一緒に入れた鍵などに圧迫されてしまったのかもしれない.本当はケースに入れた方がいいんだろうな.液晶はCASIO製の2インチが使われていた.

まだ数枚しか撮っていないけど起動の早さ,携帯のしやすがすっかり気に入ってしまった.名機といっていいんじゃないだろうか.ただ画質の点でこれより良いのは多数あると思われるわけですが.

この形状で広角28mm相当単焦点,マニュアルフォーカス(背面のレバーかダイヤルでセットする),操作系をシンプルに(シーンセレクタや動画は要らない ストロボON /OFFは専用スイッチで)したものがあれば最高のスナップ・デジタルカメラになるのだが,そんなニッチなものは出ないでしょうな・・・ってメーカーが既にカメラから撤退してるんですけどね.
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# by auf1028 | 2008-01-07 23:44 | カメラ,写真 | Comments(2)

Polaroid izone 550

10DのサブとしてRICOH GXを持っていたのだが,あまりに使わないので処分した.替わりに小さくて外出時常に持って歩けるようなコンパクトデジタルカメラを入手しようと思った.

小型軽量はもちろんのこと,起動が速く取り出してパッと撮れるカメラでなくてはいけない.レンズはズーム不要,広角の単焦点でよい.オートフォーカスは暗いところで合わないことがよくあるので目測のマニュアル.とにかく気軽に,撮ろうかなと思ったとき即座に撮れるものでなくてはならない.じっくり撮るのなら10Dを使えばいいのだから.そもそも私は大半のコンパクト・デジタルカメラの,電源オンするとレンズがウニウニと出てくる,あれが大嫌いなのだ.

もちろん現行でも過去にでも希望に合う機種は存在しない.アナログならローライ35とかミノックス35などがある(現行じゃないけど)のだが・・・.そこで妥協しつつなるべく希望に近いのを捜すことになる.

まずCONTAX i4Rが目に留まった.こんなの出てたなんて知らなかったなぁ.デザインは好みから少しはずれてるが小さくて広角気味の単焦点,いいじゃないか.でもよく調べてみたら 1・スライドカバーを開けるとレンズがウニーと出てくる 2・1枚目を撮れるまで2秒近くかかるらしい(最近知ったのだが公称の起動時間と一枚目が撮れるまでの時間とはけっこう差がある) 3・とにかく高い.中古で3万円くらいする.そんなには出せない.1と2の問題がなければ無理してでも買うが・・・.

次二考えたのはミノルタDiMAGE X50.屈曲光学系でレンズは出てこない.起動時間0.5秒.撮れるまで1秒かからないようだ.ズームだけれど広角端は37mmとちょっと長い.でも小型だしレンズカバーのスライドと電源オンオフが連動していてスピーディに撮れるという点ではこれ以上のものはなさそうだ.AFがちょっと不安ではあるが.

で,ネット・オークションでX50を捜し始めたのだが途中で目に留まったのが「Polaroid izone 550」.500万画素CMOS 固定焦点の,ほぼトイカメラである.シンプルなデザインがいいではないか.色々調べたあげく中古を入手してしまった.使わないけどMP3プレーヤーにもなる.電池は内蔵リチウム・イオンと割り切った設計.つまり予備電池は使えない.実測106g(SDカード込み)と軽くてプラスチック外装もよくある金属(または金属風)外装にくらべて滑りやすくないので良い.ホールド性も悪くない.なんか横にそれてしまったような買い物だがX50は引き続き物色中である.
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条件の良い場合は結構まともに写るのではないかと思われる.問題は最短撮影距離1mくらいという点である.クローズアップレンズでなんとかしようと現在検討中.

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 Polaroid izone550 WB:Auto
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# by auf1028 | 2007-12-27 22:03 | カメラ,写真 | Comments(0)

「なぜ植物図鑑か」 中平卓馬

晶文社からこの本が出ていたとき,僕は中古の一眼レフを買って写真を始めたばかりだった.その前から晶文社の出版リストで本の名前は知っていて変わった題名だなぁと思っていた.当時は今と違って結構本を買っていたが,買うのはほとんど文庫で高いハードカバーを買うことはまずなかった.晶文社の本はとりわけ高く感じた.「なぜ植物図鑑か」,「アデン・アラビア」とか「アメリカの鱒釣り」などという本の名前だけが記憶に残っている.その後上京して秋葉原で普通の民家みたいな晶文社の社屋を発見したときは驚いた.

将来高い本を買えるようになったら買ってみようか,とずっと思っていたが仕事に就いてそうなったときはもう本をあまり買わなくなっていた.結局読まず仕舞い.この本が入手困難なため一部で高値を呼んでいると聞いたのはわりと最近.

ところが今年,筑摩書房のちくま学芸文庫から出たというのだ.筑摩書房のサイトでこの本のページを見てえっと思った.僕はず~っと「ナカダイラ タクマ」だと思っていた著者の名前は「ナカヒラ」だったのだ.

この人の文章及び写真はその後カメラ雑誌上で何度か眼にした.写真は何の変哲もないものをストレートに撮ったものだった.文章は難解でよくわからなかった.しょっちゅうアラン・ロブ=グリエ(ロラン・バルトもだったかな)に言及されるのに閉口した.ロブ=グリエもバルトも知らんがな~.

ちょうど写真論や映像論ばやりだったのではないだろうか,その頃は.それらにはあまり興味がなかった.写真は理論で撮るものじゃねーだろ,と思っていた.最近,とくに冬は写真をあまり撮れないせいか写真についてよく考える.ソンタグの「写真論」でも読んでみようかと思ったりすることもある.でもやっぱり写真は理論があって撮るものじゃないと思う.あとから理論がくっついてしまうことはあるかもしれない.

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 東京 飯田橋 RICOH GX
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# by auf1028 | 2007-12-24 00:06 | Comments(2)