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瓦とトタンと

北海道で瓦屋根は非常に少ないです.気候を考えれば当然ですが.トタン屋根っていつ頃から普及したんだろうか.トタンの普及前,一般家屋では「まさ屋根」が主流だったんじゃないかな.子供の頃,隣の長屋がまさ屋根で珍しかった.「まさ」っていうのはペラペラの薄い木の板です.こけら葺の簡易版ですかね.まさを重ねながら敷いて細い板で留めていく.

高校の修学旅行は函館から青函連絡船,日本海側を夜行列車で京都,奈良へ行きましたが朝,目が覚めて沿線の景色を見ると屋根が皆瓦なのに驚きました.

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先日旭川で撮った写真を整理していたら,瓦とトタンのハイブリッドな倉庫が写っていました.撮ったときは全然分からなかった.最初は全面瓦だったんでしょうね.色々不都合があって下の方をトタンで葺いて雪止めを追加したということでしょう.

函館港にも瓦葺きの倉庫があったと思います.小樽にもありそうです.
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by auf1028 | 2012-06-30 23:41 | 家,建物 | Comments(4)

FREDDIE HUBBARD : SKY DIVE ~ ピート・ターナーのこと

1972年録音.自分のステレオ装置を初めて持った頃に買ったアルバム(もちろんLP)なのでたまに聴きたくなる.ところがCDだと意外に入手しにくくてやっとGet.CTIレーベルはキングレコードから出ていたのだが僕の知らない間に権利がCBSに移っていた.そりゃ40年も経てば色々変わりますわね.このCDはUS盤.

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CTIのアルバム群,僕はけっこう好きだ.まぁ一枚一枚のジャズ史における重みってのはないけどね.クリード・テイラーはヴァーヴ時代から一貫して「楽しめるジャズ・アルバム」を作ってきた人だ.自分のレーベル,CTI(クリード・テイラー・インク)でもその姿勢はもちろん変わらない.全部のジャズがこんな風ではちょっと困るけど,こういうジャズも悪くないと思う.

例によってドン・セベスキーのアレンジによるバック,CTIのハウス・ミュージシャンみたいなロン・カーターとビリー・コブハムのリズムに乗って快調に吹くハバード.「テクニックひけらかし」という意見もあるようだけどまぁいいんでないですかね.(笑) ちょっと珍しいのはピアノがキーズ・ジャレットであることです.

もちろんジョージ・ベンソンも参加しております.ハバードのアルバムにおけるベンソンはどれもいいプレイしてると思います.テイラーはヴァーヴ時代からずっとベンソンを買っており,何枚もアルバムを作ってきた.CTIでもたくさん出してますね.しかし彼が本格的にブレイクしたのはCTIを離れた直後の「ブリージン」においてでありましたが.

僕はベンソン好きです.最初に買ったジャズ・レコードはベンソンの「Beyond The Blue Horizon」でした.このジャケットは当時とても印象に残りました.煙突?から火と煙が出ているのを撮っただけなんだが・・・.こういう撮り方もあるんだなと思った.これを撮ったのはPete Turner.後で分かったのがクリード・テイラーはA&Mの頃からずっと彼の写真をジャケットに使ってるんですね.SKY DIVEのジャケット写真もターナーです.これは何だろう?翼のない飛行機みたいな・・・分からないけど面白い.

ターナーの写真はニコンのカタログにも使われていましたからそれと意識せず,見た人も多いと思います.F2の頃です.目の前にある現実をうまく切り取って見せるというか・・・こういう風に撮れないものかと色々やってみた時期もあったんですが難しかった.センスがないのか.(笑) 僕の体質とは違うんだけど参考にはなりました.つまりカメラで現実を捉えるんじゃなくて,被写体を利用して写真を造るんだな.

リンク先にはかつてジャズのレコード・ジャケットに使われた作品が載っています.最近の作品らしいのもあるけど枯れてきたのかな.(笑)
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by auf1028 | 2012-06-26 23:08 | 音楽 | Comments(0)

実験中・・・

ラインアンプの実験ですが,音が落ち着いてきた・・・かな.6900に寄生発振対策をしていなかったのでグリッドに3.6KΩ,プレートに100Ωの抵抗器を入れる.抵抗器はなるべくリード線を切り詰めソケットの端子に直付け.

先に書いたように高音と低音が伸びて聴こえるので相対的にソロ楽器が引っ込みます.この点では3A/109Bの方が小編成のジャズには向いているかなぁ.ヴォーカルが何というか前より「つるん」として聴こえるっていうのは,もしかしたら色づけがなくなったせいなのか? どちらにせよマイクロフォニックスの影響は危惧したほどはなかったようです.こちらの方がハイファイなんでしょう,たぶん.

しかし問題が.硬い音に感じるし女性ヴォーカル(全部ではないですが)で声を張り上げたとき「カラス声」気味になる.これは前もソースによっては感じたのですが,これほどではなかった.ピアノ・トリオなんかだと全然分からないんですがね.こういうのは大体特定の帯域にピークがあることが多いです.

3A/109Bに戻そうかとも思いましたが,いい機会なので実験してみることにしました.Sienmens 10Wの周波数特性,メーカーのデータではこれです.3KHz辺りにピークがあります.これかなぁ.

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LC共振回路を使ってピークキャンセルを試みます.こんな回路です.

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共振周波数はLとCの値によって決まります.Lは0.36mHしか持っていません.6.8uF+0.68uFと組み合わせると3KHzに.Rは本来測定して決めますが測定器はないのでピンク・ノイズを聴きながら適当に.まず100Ωでやってみます.

こんなものがフルレンジ・スピーカーに直列にはいるのは正直気持ち悪いです.(笑) この手の回路はBOSE 101に入っています.中域をつぶして高域と低域を相対的に持ち上げるわけです(豆電球も入っています).ピーク・キャンセラーを使ったメーカー製スピーカー・システムはけっこうあるはずです.有名なところではLo-DのHS-400,メタルコーンの共振をキャンセルするために驚くほど複雑怪奇なネットワークが使われています.

入れてみました.効きすぎのようなのでRを68Ωに.きつさは取れましたが中域が減衰しても高域はそのままですからピンク・ノイズを再生すると不自然です.そこでインピーダンス補正,20uF+14Ωを並列に入れました.よくはなりましたがやっぱり高域の伸びは足りない.相対的に低域が持ち上がっているので尚更です.JBL 2402を追加.0.2uFのCでローカットのみ.低音がボンボンいいますが,まぁバランスはよくなりました.少し鮮度が落ちたように思うのは先入観か?

それにしても,どうしてフルレンジにこんな複雑な回路を入れねばならんのか.(笑) でも悪くないんですよ・・・残念ながら.アンプがよくなればこんな回路は不要じゃないかって気がします.まだまだやる事はいっぱいあるんだなぁ.
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by auf1028 | 2012-06-21 23:46 | オーディオ | Comments(4)

装飾的な二階(2)

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続き.二階の窓だけ唐突に装飾されています.お店だから一般の住宅と差別化したのだろうか.このために余分な費用がかかっているわけです.

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二軒並んでいる店舗.まったく昭和の世界ですね.

誰かこの辺りで映画を撮らないかなぁ.昭和とも平成ともつかぬ奇妙な味が出ると思うんだけど.「ALWAYS 三丁目の夕日」なんかとは違う感じでね.あの映画,僕はあまり評価しません.セットはよくできているけど細かなモノを詰め込みすぎ.ストーリーはあまりにベタで登場人物は全員演技過剰・・・もっと淡々と流した方がよくないですかねぇ.

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前も撮ったこの場所,また撮りました.好きなんだよなぁ.(笑)

それにしてもこういうのを撮るときやっぱりズームは便利ですね,悔しいけど.(笑)
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by auf1028 | 2012-06-17 00:07 | 家,建物 | Comments(4)

装飾的な二階(1)

看板建築というのがありますが,特徴は主としてとして二階(あるいはそれ以上の階)の意匠です.一階部分は大部分が出入り口であるため装飾的な要素を加える余地が少ない.

看板建築って主に都市部に見られるものとなんとなく思っていましたが,近所にもそれっぽい建物がけっこう存在することが判明しました.時代的には東京の看板建築などよりずっと新しいです.

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撮ったときは二階正面のデザインに気を取られていましたが.帰ってから見直して人の顔に見えることに気付いた.ネライなのかどうか不明.一階部分は改築されたと見ました.

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こちらは時代的にずいぶん古いですね.取りつけられた照明器具が点灯していればもっと雰囲気よかったのだが.

まだまだあるのでこのシリーズは継続します.
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by auf1028 | 2012-06-12 18:45 | 家,建物 | Comments(3)

錆対策

車,工具,鉄製の手すりなどの錆対策ケミカルを三種類入手しました.

赤錆を黒錆に変えて進行を止める,いわゆる錆転換剤は今までよく使っていました.乳白色の水性塗料みたいなモノで浸透力は弱い.表面張力ではじかれたりします.そこを刷毛などでゴシゴシ塗るのですが表面は黒くなっても奥はまだ赤錆状態.上から塗装しても時間が経つと内部で錆が進行し,塗装が盛り上がってきたりします.極力錆を除去してから使えば結構な効果が得られるのですが,なかなかそうも行かないんですよね.

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テロソンに浸透力の強い画期的な転換剤があるというので入手してみました.大缶しかなくしかも高価なのですがオークションで小分けしている所がありました.他のネット販売で小分けしている業者より安いです.(それでも高いけど)

有機溶剤に成分を溶かしてあるようです.粘度の低い褐色の液体でセメダインCの臭いに似ています.たしかに浸透力は桁違いです.

しかし・・・前述の一般的な転換剤は塗ると錆が黒く変色し(手につくとなかなかとれない)ます.これは多少黒くはなりますが黒化のしかたが弱い.不満であります.うーむ,うまく行かないモノですねぇ.ただ油性塗料みたいな感じですから塗った後水分を遮断してくれるのではという期待はできますね.入り組んだ場所などで,とても錆落としはできないのだが少しでも進行を遅らせたいという場合は有効かもしれません.何もしないよりはずっとマシでしょう.アンプの鉄製シャシを加工した切り口に塗っておくのもよさそうです.

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LOCTITEの転換剤は水溶性の一般的なモノ.今まで使っていた転換剤は白色でしたがこれはややベージュがかった色で粘度も少し高い.ホルツのサビチェンジャーに似てます.

クレのラストリムーバーは塗布または漬け置きして錆を取るのですが,このタイプはリン酸+界面活性剤でどこのメーカーでも同じようなものでしょう.うまく処理できればほぼ取れます.(後で水洗と錆防止処理は必要) 垂直面でタレないようにクリーム状やゼリー状のもあります.

しかし自転車ならともかく車はパーツごとにバラバラにして処理するのは一般人にはとうてい無理です.

まぁこのように完璧な錆対策ケミカルは存在しないようなのですが,車なんかは進行を数年遅らせられればそれでよいという見方もできますね.旧車のコレクションだとまた話は違いますが.
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by auf1028 | 2012-06-10 22:51 | 自動車関係 | Comments(2)

MILESTONES : MILES DAVIS

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輸入盤でマイルスのCBS時代5枚組の廉価盤セットをを入手したことは前に書きました.その中で1958年録音のMILESTONESだけ少し音がおかしい.うるさく歪みっぽい.PCに取り込んだWAVファイル(Straight No Chaser)をSound Engine Freeで見てみると

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これですよ.ノーマライズ(0db手前までレベルを上げる)を通り越してオーバーレベルになってるじゃないですか.これではうるさく聴こえるのも当然です.

そこで国内版で安い中古CDを入手してみました.平成10年プレスだから紙ジャケットになる直前ですね.この頃はCDの音量レベル,まだまだ低かった.この後リマスターされたかもしれません.このCDから取り込んだファイルを見ると

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あきれるほどレベルが違いますね.マイルスの他のCDと比較するとややハイ上がりと感じました.3KHz~5KHz辺りを少し落としたい感じです.

このファイルをノーマライズすると

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PC経由で聴くときは他のアルバムとバランスを取るためノーマライズすることが多いです.もちろんこの状態ではちゃんと聴けます.

数ある廉価盤CDの中にはこの例のように音質を無視してレベルを上げてあるのも存在するかもしれないですね・・・というかマキシマイズして再発されている例は沢山あります.

追記ですが古い国内版CDの音も変ですね.モノ盤なのにLchとRchのレベルがすごく違う.うーむ・・・.
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by auf1028 | 2012-06-06 15:41 | 音楽 | Comments(2)