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パワーアンプにもSBDを

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パワーアンプにもSBDを使ってみようと30PHA20の7個シリーズユニットを作っていましたら,別に入手したGeneSiC SemiconductorのGB03LT12-220が到着したのでこちらを先に実験することにしました.

これは名称の通りSiC(シリコンカーバイド)を使ったショットキー・バリヤー・ダイオードです.オーディオ用じゃないですが1200V 3Aというスペックは私のパワーアンプには十分なスペックです.ただVFが1.65~2.9(@25℃~175℃)と大きいのが音に関係するのかしないのか・・・全然分かりませんが.

シリコンカーバイドとは炭化珪素のことで研磨剤のカーボランダムと同じです.最近電解コンデンサの頭にカーボランダムを接着するのが一部で流行しているようですが・・・.炭化珪素といえば1981年発売のヘッドアンプ,PIONEER H-Z1のトランスケースに充填されていた(見たわけじゃないですが)のを思い出しました.これは電波吸収材として使われていたらしいです.

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USベースと基板で簡単に作りました.TO-220タイプなので小さな放熱器につけました.200mAも使わないので不要かもと思ったのですが,それなりに発熱します.手で触れる程度ですけど.抵抗器はKOAのガラス芯巻線抵抗68Ω.二個直列にして136Ωをカソードの後に入れて5T4使用時と同等,一個でGZ34と同じ電圧になりました.

先に30PHA20をラインアンプに使用した経験からエージングが済むまでは強烈な音を我慢しないといけないかな,と思っていたのですが拍子抜け・・・.低域は軽く弾み量的には整流管より出てきました.高域の見通しも少しよくなったかな.ソリッドな感じはないです.アンプのチョーク入力化で低域は締まりすぎだったのでちょうどよいです.

まだはっきりはいえないですが30PHA20とは性格が違うような気がしますね.最初からいい音しているし.これはGB03LT12-220のユニットをもう一つ作ってラインアンプに使い,確認しないといけないなぁ.結果的に聴きやすくなったので成功です.全体として荒さも押さえられました.まだちょっと荒さは残っていますがどっちのアンプに起因するものなのか(あるいは両方か),まだよくわからないです.
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by auf1028 | 2011-06-28 19:09 | オーディオ | Comments(6)

PCのモニター交換

今ままでは三菱の19インチブラウン管モニターだった.DELLの液晶モニターをもらったので入れ替え.明るさのムラがひどい.しかも焼き付きがあるのには驚いた.焼き付きといってもしばらく経つと消えるのだが・・・.交換したはいいけどグレードダウンになってしまった.でもまぁ実用上は問題ないしなぁ.

所有している数台のPC,当然ながら表示される画像の明るさや色,トーンは全部違う.ブログにアップする画像はメインのモニターで調整しているが見た人によって違う風に見えているのだなぁ.これは仕方がない.

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この写真も手前の空き地はかなり暗くしている.砕石が敷いてあるのがかろうじてわかる程度に.でも環境によってはかなり明るく見えているのでしょうね.

こういう光にはついカメラを向けてしまいますが,そのときの印象と同じようにはまず撮れませんね.
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by auf1028 | 2011-06-26 23:25 | 風景 | Comments(2)

「DEATH AND THE FLOWER」 Keith Jarrett

整流管とリプレイスしたSBDユニットはエイジングが進んだようでキツさがとれてきた.ショットキー・バリヤー・ダイオードのどこがどうエイジングされるのか,見当もつかないが変化するのは事実・・・.まだ少しキツイ.

全体としてドライな感触は僕の好みとは少し違うけど,今まで気がつかなかった音が出てくるので非常に面白い.高域の見通しの良さは今まで経験したことがない次元.使っていればもっとエイジングが進んで柔らかくなるのだろうか? とにかく面白いのでパワー・アンプでも実験してみることにしました.もしSBDで行ければ高価な整流管を使わなくともいいわけです.それにこれから夏に向けでかなりの省エネルギーになりますね.整流管二組のヒーターとプレートの発熱分,数十ワット節約できる.

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このアルバムが録音された1970年代.キース・ジャレットはソロ・ピアノの録音と並行していわゆる「アメリカン・カルテット」,「ヨーロピアン・カルテット」の演奏も行い実に精力的な活動をしていたのだが,impulseへの録音,ECMでの録音共に僕はそれほど面白いとは思わなかった.

CDレンタルが始まってからこれを何気なく借りてみたらけっこうイイじゃないか.DATに録音しておいてそれをMDにアナログでダビング(デジタルコピーはできないから)したのをたまに聴いていた.MDデッキが壊れたので数年聴いていなかった.たまに聴きたくなるので中古CDを入手.外盤でGRPのロゴがついてる.impulseの録音はGRPが管理してるの?

MDで聴いていたのとバランスが全然違うのに一驚.ジャレットのピアノとレッドマンのサックスのバックにパーカッションの音が散らばる感じだったのに,今聴くとパーカッションが思い切り前面に出てピアノ,サックスと対等って感じなのだ.マスタリングも違うし僕の装置もずいぶん変わったからなぁ.

今思うと僕は「アメリカン・カルテット」におけるデューイ・レッドマンのもっさり感が好きじゃなかったようだ.これがカルロス・ワードだったらもっと面白かったんじゃないか・・・.まぁ今は許容度が上がったのでこれはこれで聴けますがね.ヘイデンとのデュオ「Prayer」は立派なものです.甘いといわれるかもしれませんが.(笑)

このアルバムは「生と死の幻想」という邦題がついておりますが,多くの人が指摘しているとおりこれはよくない.非常によくない.理由は述べるまでもないでしょう.再発の際は訂正してほしいですね.70年代は(映画ほどではないけど)日本盤で独自の題名をつけるって結構ありましたね.今でも思い出しますがパット・メセニーの「OFFLAMP」,メセニー初期の傑作ですが最初に発売された邦盤の題名は「愛のカフェ・オーレ」でした.

 
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by auf1028 | 2011-06-19 22:14 | CD | Comments(2)

整流管リプレイス型半導体整流器

3A/109Bラインアンプ,チョーク入力にしても整流管による音の違いは依然としてわかります.現在CROSLEYブランドの(OEMでしょう)5Y4Gがいちばんよいかなということで使っています.規格としては同じだが傍熱管であるBendixの6106にしたらやや荒れ気味ではあるものの豪快な音にびっくり.以前45等のアンプに使ったときの印象と全然違う.うーむ.こうなると前に使って印象がよかったCV378など使ってみたいがヒーターが3Aなので無理.2Aの整流管で現状よりもっといいのがあるのかもしれない.しかしよいのが見つかったとしても高額では使えないしねぇ.

では半導体ダイオードではどうなのか.今まで真空管アンプでシリコンダイオードを使ったことがない.真空管アンプだから整流も真空管の方がいいだろう,という程度の理由.シリコン・ダイオードとチョーク入力の相性はいいのではないかと考えてみたり.アンプ内部をいじらなくて済む,整流管ソケットに挿せるタイプを作ってみようか.しかし整流管よりよいとは考えにくいのだなぁ.ショットキー・バリヤー・ダイオードならどうだろうか.少なくとも一般的に使われているシリコン・ダイオードやファスト・リカバリ・ダイオードと音は違うだろう.

昔Power MOS FETのアンプを使っていたときもチョーク入力だった.80年代だったか,ちょっとした「半導体アンプ+チョーク入力」ブーム(というほどでもないが)があったのです.TANGOから半導体用チョークが出ていた.チョーク・インプットだと電源投入時のラッシュ・カレントを気にせず平滑用コンデンサの容量をいくらでも(もちろん限度はあるでしょうが)増やせるんである.「目指せ1F」なんて話もあった.僕も1Fは無理だったが0.5F,つまり50万uFまで増やしてみたが3万uFから上は変化がわからなかった記憶が.45cm四方のケースの中にコンデンサがぎっしり詰まっていた.こんなのが一度に放電されたら大変ですわね.

さて,整流管ソケットに挿して使えるシリコン・ダイオード使用の整流器,既製品は主にギター・アンプ用として何種類かあります.構成はダイオード二個と抵抗器だから作るのはそう難しくないんだけど,音に期待しているわけではないのでなかなかやる気が起きません.

たまたま先日Showさんのブログで言及されていたのでやってみようかと重い腰を上げました.これはWE412A/Bendix 6754互換の整流器で電圧調整のため内部に300Ωの抵抗器が二個入っているということです.

まずSBDの入手からですが,ショットキー・バリヤー・ダイオードで高耐圧のものは入手が難しいようです.若松通商に何種類かありましたがとにかく高い.数千円もします.さらに整流管互換のものもありました(抵抗器内蔵).これはさらに高くて¥17500とか¥19500とか.これらはA&R Labの製品のようです.日本インターにいた出川さんの会社ですね.単体SBDはキャラメル型で,内部で複数の素子を直列にしているのかもしれません.

オークションで日本インターの30PHA20(200V 3A)を20個¥980で入手できたのでこれを複数個直列使用します.3A/109Bのラインアンプ,トランスのAC電圧は200Vでセンタータップ整流ですから耐圧は600V以上必要です.5個シリーズで使うことにしした.単純計算では耐圧1000Vということになるのですが,ダイオードのバラツキによって一個だけに高電圧がかかってショートモードでイカレたら雪崩的に全個が逝っちゃう・・・まぁ日本インターの製品がそんなにバラツキがあるとも思えないので大丈夫でしょう,たぶん.同一ロットだし.

電圧上昇分をキャンセルするための抵抗器は300Ωが手持ちになく,235Ω10Wのメタルクラッド抵抗器を二個入れます.動作的にはなくても大丈夫なんですが,あまりに電圧が違うと比較にならないので.これって各カソードからの配線が合流してから一個の抵抗器で落としても一緒のような気がしますが・・・.二個に分けた方がコンパクトにできるからなのかな?

試作品とはいえ製作は思ったより時間がかかりました.抵抗器の放熱を考えてアルミ製コの字金具につけたのだが結果的にはあまり発熱していないようで・・・5Wクラス酸金でもよかったか? ソケットへの抜き挿しはけっこう力が掛かるので丈夫に作らないといけないしダイオードを10個基板につけるのも面倒でしたが,まぁなんとか完成しました.B電圧は5Y4Gより10Vほど高いです.5Y3GT(HYTRON)と同じくらいです.

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配線むき出しなのでカバーをつけないと.400Vに感電する可能性があるわけですから.

さて音ですが,あちこちでSBDの音は高域がクリアになり低域が締まるといわれています.その通りでした.これは誰でもわかるほどの変化.ヴァンゲルダー・リマスター以前のブルーノート盤CDは,ややもやっとした感じがありますが明らかにクリアというかシャープにになりますね.細かなパーカッションの音がよく聴きとれるようにもなりました.だけどいささかドライでソリッドという感も・・・エージングが必要という説もあるのでしばらく聴いてみましょうか.
 
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by auf1028 | 2011-06-15 20:45 | オーディオ | Comments(5)

写真屋

三笠市にて.一見普通の民家だがもう人は住んでいないようだった.でも右側に見えるプロパンガスボンベを収納するカバーはそれほど古びていない.

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真正面からカメラを構える.この辺は人気が少ないのでじっくり構えて撮ったが,普通の街でこんな事をしていたら不審者だなぁ.でもこの日はたまたまエンジン芝刈り機を押した人が三人も後ろを通って行った.近くにパークゴルフ場でもあるんだろう.さらに道路の反対側から犬にも吠えられた.

廃屋というほど寂れてはいなくていい味だしてると思った.よく見ると入り口の戸が両側に開くようになっている.一般家庭の家でこのような戸を付けることはまずない.町内会の集会所?とも思えないが・・・.

現像してから気がついた.向かって右側の白い板,塗りつぶしてあるがうっすらと「フジカラー」と読める.写真屋さんだったんですねぇ.反対側はおそらくショーウインドウで,カメラや額に入った写真が飾られていたんでしょう.

 
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by auf1028 | 2011-06-11 23:39 | 家,建物 | Comments(0)

第三音更川橋梁再び

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三国峠に行く前,先日撮った第三音更川橋梁の脇を通過します.まだ明るかったので車を停めてまた撮りました.撮影時刻は似たようなものなのですが,日射しがあって木々に葉が出てきたので随分と感じが違います.

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全然関係ないですが先日テレビを地上波デジタル化しました.見たい番組なんてF1以外はほとんどないのでまぁどうでもいいと思っていたのですが,思いつきで三菱REALの中古を購入.テレビに金をかける気はまったくないので.

今まで使っていたブラウン管テレビは松下の1986年製でもうヴィンテージといっていいでしょう,チャンネルによってはときどき垂直,水平同期がとれなくなって視聴が困難になることもありましたが概ね使えておりました.あとたまに人の顔が緑色や紫色になって,家内と「宇宙人みたいだね~」と言いながら見ておりましたが.

元々電波状態が悪くブースターでかろうじて映るという状況だったのですが,テレビ本体を換えただけでこれも年代物のアンテナ,配線ともいじらずそのままで使えたのはラッキーでした.やれやれ.

 
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by auf1028 | 2011-06-04 23:58 | 家,建物 | Comments(0)