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小野州一展 古い自転車

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小野州一さんは1995年から富良野に住んでいましたが10年前,ちょうど私が富良野に来た頃亡くなりました.没後10年ということで「富良野市生涯学習センター」において開催された展覧会です.油彩,リトグラフ数十点.今回は初めて見る作品もあり興味深く拝見しました.

縁があって夫人に依頼され故人の作品を二度撮影しました.最初は知人からNikon FMを借りて,その次は自前のMamiya RB67で.かなりの数を撮りました.それほど広くはないアトリエで百号の大作を撮るのはライティングが大変でした.撮影したポジの一部は銀座の画廊での個展や旭川美術館での「線描のコロリスト・小野州一 展」(2006年)の図録に使われました.

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その後見た博物館で展示されていた古い自転車.そういえばあったなぁ・・・こんな自転車.配達などにも使われていた実用車ですね.今見るとけっこう造りは良い.サドルは本革,コイルによるサスペンションも前後についています.

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フロント・タイヤの泥除けには立派な鋳物のエンブレム(?)があります.

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この自転車は家のすぐ外に停めてあるカタチなんですが,壁の内側は昭和30年代の居間を再現しています.内と外を一緒にディスプレイしてあるんですね.なかなかよい展示です.窓の中にさりげなく置かれた殺虫剤の噴霧器.今,これを知っている人はもう少ないかも.


*先日のストーブに載った謎のユニット,正体が分かりました.
これにおがくずを入れるんだそうです.つまりこのストーブはおがくずストーブだったんですね.おがくずを一杯入れてストーブ に載せ,下部についている板を引っ張るとおがくずがストーブの中に入って燃焼する.ちょっと危ないような気がするんですが,大丈夫なんだそうで.普通はもう一つ同じユニットにおがくずを詰めたのを用意しておき,おがくずがなくなると取り換えるんですと.

昭和30年代,北海道では駅のすぐそばに木工場がある事が多かった.伐採した木材を加工して鉄道で運ぶんですね.まだ森林資源が豊富にあったということでしょう.加工の際出るおがくずや木の皮はタダでもらえたそうです.大量の場合はタダじゃなかったかもしれないけど,薪に比べてきわめて安価だったと思われます.

おがくずは熱を加えて圧縮,棒状にして「オガタン」という製品になりました(これは本州にもあるのではないかな)が,このストーブはそれ以前の時代のものなのか.

稲作をしていた農家では「モミ殻ストーブ」というのが使われていたそうです.これもおがくずストーブと似たようなものだったのでしょう.
 
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by auf1028 | 2010-10-30 23:44 | Comments(2)

Siemens 10W をひっくり返す

いえ,表と裏を逆にしたわけではないです.(昔 Fostex FW160を裏表逆にして使っていたことがある) 上下を入れ替えたということで.とても軽いコーン紙だから振動系が自重で下がってきてマグネットとボイスコイルの位置関係が崩れる・・・なんてことはなさそうだけど,いちおう.使い初めて10年目だしね.

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ボイスコイルからの引き出し線がコーン紙を貫通している部分,普通は上か下にするが,二本とも向かって左になっていた.購入した際,一刻も早く音を聴きたくて一本目を方向も何も考えずに付け,二本目を取りつけるとき気付いてとりあえず向きは揃えたのだろうと思う.

そのうちちゃんとした箱を作って・・・と思いつつ10年経ってしまった.バッフルの面積,今の倍は欲しい.もちろん後面開放箱.材質はスプルース.一枚板では無理だから何枚かをビスケット・ジョイントで接ぎ合わせて・・・.と,構想はかなり固まっているのだが自分で作るのは難しい.(見てくれを考えなければ作れるが) 人に頼むと相当にお金がかかる.どうしたものか.
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by auf1028 | 2010-10-24 22:05 | オーディオ | Comments(1)

煙突掃除

昨年はここに書いたように掃除しませんでした.しかし昨シーズンはフルに焚いたし,それも必ずしもいい燃焼状態ばかりではなかった.2,3時間の間吸気を絞って火を持たせる,みたいなことはしょっちゅうやってました.冬を眼前にして煙突掃除をしなければならぬ・・・薪割りで忙しいのですが昨日やっとやりました.煙突掃除や薪割りはふつう夏前にするモノではないのか,と思った方,正解です.(笑)

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当日使ったブラシと延長棒.ブラシは市内の金物屋で4寸半というのを買いましたが少しきつかった.延長棒はわざわざ通販で買ったのですが,ブラシを買った金物屋にも置いてあって家内に笑われました.

とれた煤というか煤とタールの混合物は体積にして500ccほどで思ったよりずっと少なかったです.掃除前に煙突内を見ても内径が細くなるほどではない.ただ剥がれて落下した煤がストーブの背面にあるL字型内部に溜まっていました.

実のところ煙突掃除なんて生まれて初めてやりました.子供の頃,父が冬の晴れた日に煙筒を全部外し,雪の上で掃除していたのを覚えています.石炭ストーブの時代は煤が非常に溜まりやすいので一冬に2.3度やらなければいけなかったんじゃないかなぁ.

終えた後,「小野州一展」を見に行きました.これについては後日書きますが,ギャラリーのある「富良野市生涯学習センター」には博物館もありまして,ついでに見てきました.昔の生活用具を展示した場所に昔の各種ストーブがあって興味深く見ました.

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これは典型的な昔の薪ストーブですが前に載せてあるユニットの正体がわからない.蓋を取って覗いてみましたが内部は空です.こんなのは初めて見ました.「蒸し器」かなぁと思ったのですが・・・.

こういうストーブを「時計ストーブ」といいますが柱時計に似ているからですかねぇ.ストーブ後方に付いているのは銅製の「湯沸かし」です.内部に排気を通して熱を利用しようという.これは内部の煙突部分がL型になっていますが初めて見ました.私の知っているのは煙突部分が水平に通っており,湯沸かし器を通過してからL字で垂直に立ち上がるものです.子供の時このお湯で顔を洗っていた記憶があります.ガス湯沸かし器など無い時代です.この薪ストーブまたは石炭ストーブに付ける湯沸かし器は現在でも売っています.ただしステンレス製になっています.

Panasonic DMC-G1  G VARIO 14-45mm
 
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by auf1028 | 2010-10-23 22:36 | 薪ストーブ | Comments(7)

白樺

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家の前の白樺,普通は葉が黄葉してから茶色っぽくなって落ちるのですが,今年はきれいに黄葉せず縁だけ茶色になって落ちるのもあればムラに黄色くなる葉もあり,高いところの葉はまだ緑色だったりします.

初夏に蛾の幼虫が多く発生して食われた痕も見られます.そのせいなのか,夏季の異常な高い気温のせいなのか.とにかく普通ではありません.

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薪の原木置き場はとりあえず完成しました.側面はすのこ状に板を貼る予定です.屋根の真下にも少し補強を入れよう.薪割りに時間をとられてなかなかできません.そろそろタイヤを替えなきゃいけないしエンジンオイルも交換だし・・・.

屋根の勾配は少し急すぎる気もしますが雪が落ちて欲しいので.屋根部分は廃材を多用したので強度に不安が残ります.波形トタンは本来,山の部分に傘釘を打ちます.それは知っていたのだけどあえて谷に木ネジ止め.手抜きです.そのままだとネジの周辺から錆びてくるのでそこだけ油性ペイントを厚めに塗っておきました.

EOS 5D   Tokina AF300mm F4 開放  Planar 50mm F1.7(Y/C) 開放
 
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by auf1028 | 2010-10-20 23:36 | 植物 | Comments(0)

FUTURAのピアノ・トリオ三枚

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1970年代にフランスのFUTURAレーベルから出たピアノ・トリオ三枚.Georges Arvanitas / In Concert と Fredie red / Under Paris Skyies は著名盤なのですが Jean-Philippe Blin / What Matter Now? は聴いたことがない人も多いのでは.演奏者のブリンにしてもこのアルバム以外知らない.当時の新鋭ピアニストだったのでしょうか.

10年ちょっと前FUTURAのアルバムが一部CD化された際に買ったものです,ジャン・フィリップ・ブリンに関してはまったく知らなかったけどFUTURAだからカスはあるまいと.聴いてびっくり.まるっきりキース・ジャレットですがな~.何かのパロディなのかなぁ.途中で聴くのを止めて,しまい込みそのまま忘れてました.

先日整理の際発見し,全部聴いてみた.小さめのクラブにおけるライブ・レコーディング.まぁそれなりに聴けるか・・・.でも,やはりキース・ジャレットだ.気がついたのだがジャッレトの曲が二曲入っているのだ.さらにディランの「Lay Lady Lay」.ジャレットの有名盤「Somewhere Before」は,やはりライブ録音でディランの「My Back Pages」を演奏している.これはやはりジャレットへのオマージュと解するべきなのかな,パロディじゃなくて.

レコードの場合のB面には「Alice in Wonderland」「Someday My Prince Will Come」が入っている.これはビル・エヴァンスへのオマージュ? 演奏は全然似てないけどね.全体としてはダイナミックで聴き応えあると言えなくもない.このドラムス,迫力はあるけど下手なんではなかろうか.ベースはなかなか渋い.なんかよく分からないアルバムです.

ジョルジュ・アルバニータはジャズ聴き始めの頃FMで聴いて「何かすごいことやってるみたいだ」と思った記憶がある.今聴くとシカケが少しは見えるような気がするけど,緊張感溢れる素晴らしいアルバムには違いない.この手の新主流派ピアノ・トリオは好きなのだ.同時に3AM(レコードで)も買ったがこちらはオーソドックスなスタイルで,あまりの違いにびっくりした.

この三枚,アメリカ産のピアノ・トリオとは違った味が面白い.フレディ・レッドはアメリカ人だが録音当時はパリ在住.アメリカで録音したらこういう作品にはなるまい.この Under Paris Skies はかつてジャズ喫茶の人気盤だったそうだ.僕は二.三度しか聴いたことがなかったけどね.
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by auf1028 | 2010-10-14 23:45 | CD | Comments(0)

椎名次郎 SKETCH-HUNTING 2010

昨日は札幌市中央区南3西7古本カフェBCSで椎名次郎氏の個展を見てきました.椎名さんとお話もできてよかった.札幌近辺にお住まいの方は是非ご覧下さい.BCSの場所はちょっとわかりにくいのですが,南3西7ブロックの西側にあります.

今年と来年ののカレンダーを購入して帰りました.今年の題材は「東ススキノ 猫の旅」,来年は「札幌の喫茶店」です.

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これで三週連続の札幌行.今回は薪運び用軽ワンボックス車を買うことにしたのでその引き取り.行きは知人のM氏のミニに乗っけてもらいました.用途からして古いボロ車でよいのだが,軽トラや軽ワンボックス車は年式が古くて走行距離が多くても,えっ?ウソだろ?という値段なのだ.仕事に使えるからでしょうか.最初中古車屋を廻ってみたが安いのはボロを通り越してボロボロです.くれるというならともかく,金を出す気になるシロモノじゃない.結局個人売買で入手したがリスクはありますね.平成9年式ハイゼットバンです.

ついにセカンドカーを持つ身になりました.しかしファーストカーとセカンドカー,合わせても40万円だからね.(笑) すぐに近くのガソリンスタンドでエンジンオイルとオイルフィルターを交換,百数十キロ走って富良野まで帰ってきました.途中携帯電話の通じない区間が数十キロあるので不安でしたが無事何事もなく帰ってこれました.まぁステアリング・ホイールから手を離しても直進するしエンジンはヒュンヒュン回る(そのわりにはちっともスピード出ないけど).

この手の車に乗るのは初めてだけど視点が高いので面白いですね.同じ場所を走っても今まで気付かなかったモノが眼に入ってくる.うっかり惰性でコーナリングすると怖い.ちゃんとカーブの手前でスピードを落とし,パワーを掛けながら回らないといけない.軽の4ナンバーはとにかく維持費が安い.税金安いしバーツも安い.軽ワンボックス二台体制でもいいかなぁと思ってしまう.もう一台はちょっと速く走れるやつで.燃費はよくないですけどね.
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by auf1028 | 2010-10-10 00:27 | 家,建物 | Comments(2)

煉瓦造りの煙突

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この立派な煙突は三笠市で撮影した.建物自体は二階建+屋根裏部屋(ちゃんと窓もある)という,北海道の都市部でよく見られれる形式・・・昭和30年代だろうか? 

どうして途中まで煉瓦造りなのかわからない.前はずっと上まで煉瓦だったのを半分壊して上に煙筒をつけたのだろうか? いずれにしてもこの煉瓦部分は現在機能していないようだった.

Panasonic DMC-G1  G VARIO 14-45mm
 
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by auf1028 | 2010-10-08 00:00 | 家,建物 | Comments(4)

波形トタン


札幌の巨大ホームセンター,ジョイフルAKにて購入した波形トタン.こうして丸めた状態だとなにやら異様なオブジェに見えてこれで何か作れないか,とか余計なことを考えてしまう.

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店に置いてあるサイズ,皆どうにも半端で切り貼りしないといけない.なら安いのでいいかと現品限りの薄いのを買った.厚いと切るのが大変だしね.ポリカーボネイトや塩ビの方が加工は楽なのだが風情がない.トタンならそのうち錆びて格調高く(?)なることが期待できる.どうも薪小屋には波形トタンという固定観念から抜けられない.

しかし,買ってから判明したのは切断に専用の鋏を使わないと波形が崩れてしまうということ.そりゃそうだなぁ.そう高いものではないが波形トタン切断用鋏なんてこのあと使うことはないのではないか.買うのはもったいない気がする.

ディスクグラインダー+切断砥石でもカットできるはずだ.この際買っちゃおうか.でもディスクグラインダーも,これまで欲しいと思ったことはないのだよね.他に使い途あるかなぁ.

小屋の骨組みは魔王さんのアドバイスに従い廃材の垂木を使って筋交いを入れ,2×4用のL字金具も使って補強したらものすごくしっかりしました.これなら屋根の重さにも十分耐えられるでしょう.

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Panasonic DMC-G1  G VARIO 14-45mm
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by auf1028 | 2010-10-03 23:31 | 薪ストーブ | Comments(3)