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今更のXeonデュアル

デュアルコアやクワッドコア,さらにクワッドのデュアルなんて言葉が聞こえてくる昨今ですが,PCに関しては最先端から5年遅れでやっている私もそろそろデュアルCPUで遊んでみようと考えました.別に必要に迫られたわけではありません.メインに使っているのはIBM Intellistationのローエンド機種E ProにWINDOWS 2000だけどワークステーションといっても構成は普通のパソコン.しかし信頼性は高い.2年使ってハードウェアのトラブルは一度もない.大した作業もしないのでこれで十分です.

さて,手頃なのはSocket 603及び604時代のXeon,FSB400と533のPrestoniaですな.ネット・オークションで調べてみるとパーツを各々入手するより出来合いのパソコン,というかこのクラスだとワークステーションと言ってますがそれの使い古しを買ったほうがずっと安いです.Xeon対応の電源は普通のと違うしマザーボードもE-ATXで普通のケースには入りません.手持ちのパーツの使い回しがほとんどできない.

予算2万円としましたがこれだと2.0GHz×2のワークステーションが買えるかなといったところ.もう少し出せば2.2GHz×2が手に入るかもしれない.それでなければ2.8GHzのシングルか.しかし後でCPUを増設するにしても多くの機種ではCPUの他にVRMが必要です.これが必要なときに手に入るかどうかわからない.新品の保守部品でもしあったとしてもとんでもない値段です.

いろいろ検討した結果落札したのがこれ.2Uのラックマウントタイプのサーバーだったので一般人には敬遠されたのか?安かったです.バーツをバラで買ったとしたらこれより高くつくでしょう.Xeon 2.4GHz×2,メモリ1G,HDDはUltra320 SCSI,毎分10,000回転の36G×4,RAIDカードがついています.そう,これでRAID 0をやってみようというわけです.高級マザー・ボードで知られるSuperMicroのベアボーンと思われます.

普通,サーバーをパソコンとして使うのはかなり不便です.サウンドがない場合が多いしVideoはオンボードの貧弱なものでPCI ExpressはもとよりAGPスロットもないので強化するのも難しい.IDEはUATAでない普通のIDE(CD-ROMさえ読めればいい).

しかしこれの場合は単体でも自作ファンのために発売されたX5DA8というマザー・ボードです.サウンドはオンボード,AGPスロットあり(ELSAのGloria Synergy 4が入ってました),ATA100のスロットあり,ギガビットLANがオンボード.ワークステーションとして使えるスペックです.このボード,秋葉原のぷらっとホームで発売された時は10万円弱だったそうで・・・しかも8層基板.このシステムトータルで言うと私の入手した金額は前所有者が購入したときの数十分の一と思われます.
まぁ5年間使い倒したサーバーですがね.
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さて送られてきた筐体を見ると厚さは10cmほどで薄いですが奥行きがあるのにちょっとビックリ.置き場所にはかなり困ります.電源は普通の倍くらいの大きさがあります.起動した際の騒音も覚悟はしていましたが相当なものです.写真のようにケースの真ん中にファンがついています.写真では2個しか写っていませんが本当は4個ありました.あまりにうるさいので2個はずしたのです(ユニット式で簡単につけはずしできる).さらにCPUファンが2個,電源のファンと合わせて7個のファンが常時回っているわけです.

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しかしいちばんうるさいのは最前面にある4個のHDDと思われます.10,000回転ではしょうがないかもしれませんが,最近の静かなIDE HDDとは比較になりません.用途からして静音なんて考えていないのでしょうね.MaxtorのAtlasです.ひと昔前の高回転SCSI HDDのように「キーン」という高周波的な音がしないのでまだマシといえましょうか.

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到着時すでにRAID 0の設定がしてあり136GのHDDとして動作します.4個のHDDに分散して書き込むので4倍速く・・・は色々あるのでなりませんが相当速いと思われます.このCPUはHT(ハイパー・スレッディング)対応なのでWINDOWS XP SP2以降なら論理的に4CPUとして扱われます.もちろん実際の4CPUほどの能力はありませんがプログラムによっては多少の効果があるそうです.好きじゃないXPですが仕方ない,使いますかぁ.

手持ちのXPのパッケージはあるのですが中身が見つからない,う~ん.とりあえずテストでWINDOWS 2000をインストールしてみました.インストール時にRAIDカードのドライバが必要です.問題なくインストールできました.翌日XPのCDをやっと探し出してインストール.ところがHDDがないと言われてしまいます.認識されない.2000のインストール時に使ったドラバはXPにも対応しているはずなのに.何度やってもダメです.仕方なく別の方法を考えます.まず2000をインストールして,そこからXPのセットアッププログラムを起動する.途中までうまく行ったように見えたのですが,XPの最初の起動画面の直後プルー画面が出てエラーになってしまいます.何度やってもダメ.う~ん何故だ!

手持ちのIDE HDDを加えてXPをインストールしてみました.成功.この状態でRAIDのディスクはまだ認識されていません.ドライバが必要です.認識させるため色々やってみた過程で2000のインストールに使ったドライバではやはりダメとわかりました.adaptecのサイトから最新ドライバを落として当ててみるとO.K..ふ~ん・・・.この状態で使ってもいいのですがやはりRAIDのディスクにプログラムを入れたい.新しいドライバでやり直し.おぉ,今度はちゃんと認識されました! フォーマットしてインストール・・・ところが「ディスクが壊れている フォーマットできない」と言われてしまいました.そんなはずはない!

このような果てしなき流れの末に,WINDOWS XP SP2をインストールできたのは4日目でした.OSのインストールでこんなに苦労したのはOS/2 Warp以来です.使った感じはIntellistation E Proの2.2GHzと2.4GHzというクロックの差以上に速く,苦労した甲斐はあったと思います.Dual CPUもさることながらディスクアクセスの高速化が効いているのかな.メインとして使うにはもう少しいじらないとなりません.
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by auf1028 | 2007-07-26 20:52 | PC関連 | Comments(0)

電線のある風景

中学生くらいの頃ラジオで聴いたグレン・キャンベルの「ウィチタ・ラインマン」という曲を時々思い出す.ラインマンってたぶん電線の保守をする人のことで,道路沿いに地平線の果てまで続いている電線を修理や点検しているんだろうと想像していた.道はほとんど砂漠に近い大平原の中を走っている.電線の他見えるものははるか遠くの山々だけ・・・.でも今になって考えてみるとウィチタってカンザス州だから砂漠とはちょっと違うんじゃないのか・・・? まぁ行ったことはないのでわからないのだけど. 
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 Cano EOS 10D EF100-300mm 100mm F8 1/350sec. ISO400
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by auf1028 | 2007-07-19 21:59 | 風景 | Comments(3)

森林鉄道の橋脚

先日芦別川に残る森林鉄道(たぶん)の橋脚の写真を載せました.あれは道路から撮ったのですが今日は近くまで行ってみました.川は水量が少なくゴム長靴で十分歩ける状態です.道路から川へ降りるためには藪漕ぎをしなくてはなりませんが現場のすぐ近くに支流が合流しており,支流へ降りてそこから歩いていけば盛大な藪漕ぎをしなくても済むのです.

今回もアンモナイト化石と写真と両方狙いですのでハンマーとカメラを持っていかねばなりません.道路脇の空き地に車を停め支流へ降ります.かなりの急斜面なのでロープを用意しましたがどうやらロープなしでも降りられそうです.

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川床はこのような状態.ちょっとした奇観です.板状節理と言って良いのでしょうか? しかし節理は普通溶岩が冷える際にできるものですがここの岩は堆積岩,砂岩です.厚さ10cmほどでまっ平ら,テーブルにしたくなるような岩もありました.しかしとても持っていけませんな~(もちろん勝手に持ってっちゃダメです).

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この写真には三本の橋脚が写っていますがこの手前にも一本あり全部で四本確認できました.

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川中央の一番長い橋脚.上部はもう風化が進んでいます.コンクリートが剥がれているのがお分かりでしょうか.真下を歩くのは危ないです.

このまま川を遡るか,支流を行くかちょっと迷いましたが支流を遡ることにしました.まだアブなどの虫が少ないと思われたからです.真夏,山に入るとアブが大変なのです.

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歩き出してすぐ足元に錆びたレールが.我々が普段見るレールよりはるかに細いです.せいぜいトロッコ程度の車両しか走らなかったのでしょうか.動力は何だったのだろう? ディーゼル・エンジン? それにしても数十年前こんな山の中に鉄道を引き,大変な労力と資金を費やして川に橋を架けても採算が取れるだけの森林資源があったということですね.

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石炭も落ちていました.

支流を2kmほど上りましたが結局アンモナイトに関しては成果なし.それらしい石は割られていたので前に誰か入った後なんですね.人の入っていない所まで行くのはなかなか難しいです.見落としたのを捜すしかないかなぁ.

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前回懲りたので今日は装備を整えました.写真ではわかりにくいと思いますが,米軍のピストル・ベルトをY型サスペンダーで吊ります.ベルトにはハンマー他を入れた電工袋(電気工事屋さんが使う)とカメラバッグ.これらの重量を肩で支えるわけです.サスペンダーなしで腰で支えると動きにくくてどうしようもありません.前回はふにゃふにゃのベルトを使ったので重量をうまく支えられず苦労しました.今回はまずまず良好です.ただ,さらに小型ザックを背負うのでなんだか変なんですが・・・.全装備を中型ザックに入れたほうが絶対動きやすいです.でもそれでは何かするたびにザックを下ろして中身を取り出すことになるわけで,まったく実用的じゃないんですよ.

カメラをコンパクト・デジにすればぐっと楽になるんですが,やっぱり何があるかわからないから多少無理をしても一眼レフを持っていきます.持っていかないで後悔するよりはいいですからね.

共通データ:Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm ISO 400
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by auf1028 | 2007-07-08 18:54 | Comments(0)

立抗の見える街

富良野,芦別から岩見沢,札幌方面に抜ける道道は数十キロ山の中を走ります.この間は電気が通っていないので街灯も信号もなく携帯電話も通じません(最近太陽電池を装備したアンテナが一基建ちました).桂沢湖でようやく電気が来ます.そこからしばらく走るとやっと人家のある平地に出ます.三笠市幾春別です. 
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Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm ISO 400

ここに現存する住友奔別(ぽんべつ)炭鉱立坑櫓は高さ51mで日本でも最大級とのことです.炭鉱はとっくに閉山してしまいましたがこの櫓は残っているのです.空知地区を代表する産業遺跡です.とにかく目立つので撮影した人は数え切れないことでしょう.建物内部も撮ってみたい気がします.はっきりした目的があり(取材とか),それなりの手続きを取れば許可が下りそうにも思いますが・・・.

これは5,6年前に撮ったもの.
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 Mamiya RB67 ProS Sekor 90mm FUJI RDP III EPSON GT-700Xでスキャン

この辺りは古い建物が多く残っています.が,徐々に建替えが進みつつあるようです.
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 Canon EOS 10D Tamron SP17-35mm ISO 400
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by auf1028 | 2007-07-03 22:56 | 風景 | Comments(2)