カテゴリ:音楽( 55 )

LES ROIS DU SLOWBIZ

金曜,土曜と雪が降って大変な連休の幕開けとなりました.富良野は積もるほどではなかったんですが道東や山では大変だったようで.とにかく寒くて薪ストーブ再び出動です.今日は朝から晴れて,もう大丈夫でしょう.

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サラヴァ・レーベル30周年記念コンピってことなんですが,ピエール・バルーがサラヴァ・レーベルを立ち上げたのは40年前ですよね? 1976年に一度コケて再出発しているのでそれから30年ってことなんでしょうかね.

知っている名前はバルネ・ウィランとブリジット・フォンテーヌくらい.ぼや~っと聴いていると日本ではほぼ消滅してしまった「歌謡曲」の雰囲気があって面白いです.フランス語だから何言ってるのか全く分からないのがいいです.英語だと少しは分かるのでどうしても歌詞を聴き取ろうとし,分析してしまいます.(一曲英語の曲があったけど)

こういうコンピレーションをたまに買うと知らなかったミュージシャンを「発見」できることがあって.なにしろラジオ聴かないし雑誌も読まないから知らないミュージシャンはずっと知らないままですから.

今回の発見はアコーディオンのダニエル・ミルでした.ジャズ・・・ではないかもしれないがジャズ的でなかなかよいと思いました.
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by auf1028 | 2016-05-01 09:54 | 音楽 | Comments(4)

銀界 : 山本邦山

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山本邦山(尺八)
菊地雅章(p)
Gary Peacock(b)
村上寛(ds)

1970年録音

別に正月だからっていうわけではないのですが.(笑)

15,6年前にCDを借りて聴いたことがあるのですが,その時は「う~ん・・・」という感じでピンとこなかった.今思うとジャズを聴くつもりで聴きはじめるのだが,尺八の音が出てきた瞬間「あっ邦楽だ」となってしまい戸惑いつつ違和感を残しながら聴くことに.聴き方が未熟であったといえばそれまでですが.

現在なら鑑賞できる自信(?)があったのでアマゾンで買ってみました.CD再発中,1300円ほどで買えます.

45年前ですよ・・・.昨年菊地雅章が,その前に山本邦山が物故しています.しかし今聴いても古くないと思います.

尺八でジャズを演奏したのではなく,邦楽をベースとする山本が菊池トリオと共演したという感じです.立派な作品だと思います.

ピーコックと山本のデュオ演奏があれば面白かったのに,とか十年後同メンバーで演奏したら一体どうなったのか,などと考えてしまいます.
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by auf1028 | 2016-01-10 09:40 | 音楽 | Comments(2)

DANCING IN YOU HEAD : Ornette Coleman

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1976年録音.ジャズの新興レーベルHORIZONから出た当時.札幌のジャズ喫茶act:でバイトしていた僕はリアルタイムで聴きましたが,音が頭の中を引っ掻き回すようで好きではない・・・と同僚に言ったら「だからいいんじゃない」と言われて,そうだよなぁ・・・と少し納得しました.

オーネット・コールマンのアルバムだからフリー・ジャズに分類されることもあるのですが,まぁファンク的なジャズと言うか.今思えば同時期のマイルスが演奏していた音楽とそれほど離れてはいなかったのだなぁ.

どなたかが「素っ頓狂」と表現されていましたが正にその通り.誰にでもお薦めできるアルバムではないですが,ある意味傑作なのかも.

これを入手したのはLPでのB面に唐突に挿入されている"Midnight Sunrize"が目当てでした.ブライアン・ジョーンズによって世界に紹介されたモロッコのジュジュカ.コールマンが1973年にジュジュカのミュージシャンと共演した録音があるということはよく知られていましたが,このアルバム発売に際しさりげなく挿入されていたということを最近まで知らなかったのです.

たぶん発売当時もLPのB面に入っていたのだから聴いているはずなのですが,雰囲気の全然違う曲が一曲入ってるなとしか思わなかったのでしょう.

聴いてみると・・・わずか4分半.ジュジュカのミュージシャンが集団で演奏している横でコールマンが勝手に吹いてる感じで,ふーん・・・・.あまり面白くはありません.(笑) でもまぁ貴重な記録だし持っていてもいいんじゃないかな.
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by auf1028 | 2015-12-22 23:20 | 音楽 | Comments(2)

Miles Davis At Newport 1955-1975: The Bootleg Series Vol. 4

CBSがいわゆる海賊版の音源を買い取ってリリースしたって事なんでしょうか.マイルスのブートレグを集めている人にとっては別に目新しくもないのかな.

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Newport in N.Y.やNewport in Eulorpe,in Berlinなんてのも入っているのでやや無理があるような気もしますが~.

1955年のはZoot Sims,Gerry Mulligan,Thelonious Monk,Percy Heath, Connie Kay という布陣で恒久グループではなくジャムセッションですがちょっと珍しい.

僕にとっていちばんピンと来るのは1969年ですね.Chick Corea, Dave Holland, Jack DeJohnette.都合がつかなかったんでしょうかサックス抜きのワン・ホーンでマイルス大変そうです.このリズム陣は最高!

しかし聴いてるとこの20年間の変化ってのはすごいです.最近僕は「(モダン)ジャズは60年代で終了した」説を一人で唱えています.(笑) 70年代も前半は残滓があるのだが・・・.
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by auf1028 | 2015-12-06 20:32 | 音楽 | Comments(0)

SOLO CONCERT : Keith Jarret


少し前「オーディオ喫茶 我風」店主とお話していて,ジャズ喫茶でバイトしていた関係で「ケルン・コンサート」と「リターン・トゥ・フォーエバー」は死ぬまで買わない,と言ったところ「ケルン」よりこちらがお薦めということで入手してみました.まだ未聴.

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出た当時はけっこう話題になりましたよ.ソロ・ピアノでLP 三枚組ですからねぇ.ジャズ喫で掛かっていたのは覚えていますが当時はソロ・ピアノなんぞつまらん,ドラムスとベースが入っていないジャズなんて・・・という感じだったので内容は全く覚えていません,というか耳には入っているが聴いていない.箱入り三枚組で高かったので話題になったわりに買った人は少なかったかもしれません.

少し前からソロ・ピアノ・ブームの始まりって感じでチック・コリアのソロVol.1&2,レイ・ブライアントのモントルー・ライブ,キース・ジャレットの「フェイシング・ユー」,ヨアヒム・キューンの「ソロス」等々ありました.

その後「ケルン・コンサート」「サンベア・コンサート」,ポール・ブレイの「オープン・トゥ・ラブ」,そしてダラー・ブランドの「アフリカン・ピアノ」など続々.山下洋輔も出していたなぁ「バンスカリーナ」でしたっけ? セシル・テイラーの「アキサキラ」というのもあった.

何れも僕は興味なかったのですが,年をとったのでソロ・ピアノも聴けるようになりました.一時間くらい淡々と同じペースで演奏してくれるようなアルバムがあったら欲しいのですが・・・演奏する方としてはそうは行かず,やはりチェンジ・オブ・ペースを入れてくれますよね.ただひたすら独り言をブツブいってるようなアルバムを買ってくれる人は少ない.(笑)
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by auf1028 | 2015-09-28 21:28 | 音楽 | Comments(0)

Cannonball Adderley : NIPPON SOUL

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Nat Adderley (cor), Julian "Cannonball" Adderley (as),
Yusef Lateef (ts, fl, oboe), Joe Zawinul (p), Sam Jones (b), Louis Hayes (ds)

Nippon Soul (Nihon No Soul) *
Easy To Love **
The Weaver **
Tengo Tango *
Come Sunday *
Brother John *
Work Song ***

1963年 7月 9 ***,14 **,15日 * 東京 厚生年金会館,産経ホール

データはWikipediaによりますが,東京で場所を変えて複数のコンサートがあったことになりますね.Work SongはCDリリースにあたって追加されたボーナス・トラックです.

webにある一部の記事で5月21日録音とありますが何かの間違いでしょう.

この時が初来日,直前のニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演したためにコンサートに遅刻しそうになり,首都高をパトカーに先導されて会場に赴いたという話が伝わっていますが本当かどうかは知りません.

アルバム名とジャケットでいささか引いてしまい(笑)今回初めて聴いたのですがとても良いアルバムです.アルバム・デザインはRiverside(含Jazzland)のアルバムを多く手がけているKen Deardoffという人です.

マイルスの"Kind Of Blue"におけるアダレイはそのトーン,アイディアとも本当に素晴らしい.コルトレーンにいささかも引けを取っていません.しかし彼の代表作はと問われて大体出てくるのがBlue Noteの"Autumn Leaves"というのも寂しい話で.

Riversideレコードがつぶれてからの彼のアルバムは色んなことをやって,とっちらかってる感じです.が,1960年代における彼のグループの充実ぶりは目覚しいものがあったようです.プロデュースがもっとしっかりしてれば,と思わずにはいられません.

実際のところ60年代半ば,ショーター加入後のマイルス・グループは質的には高いもののいささか晦渋ともいえ,アダレイ・グループの方が人気は高かったんじゃないかなぁ,と勝手に想像してます.

その充実ぶりは本作を聴いても窺い知ることができます.ハードバップから脱皮してモード,新主流派への移行の時期です.アダレイのソロも良し,メンバーも強力です.

ザヴィヌルとジョーンズのデュオによるエリントンの"Solitude",ラティーフ主導の怪しいムードの曲とか選曲も考えられてます.

1966年来日のアルバムも出ており聴いてみたいです..
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by auf1028 | 2015-07-02 23:07 | 音楽 | Comments(0)

ノンサッチ エクスプローラー50のサンプラーCD

ノンサッチは民族音楽以外も出していますが,

"[NONESUCH設立50周年記念・日本独自企画]ノンサッチ・エクスプローラー50+
1960-80年代の長期にわたってフィールド・レコーディングを行ったNONESUCHの”偉業” ~すべての音楽のルーツがここにある!
20世紀を記録した音楽遺産。貴重で魅力的な民族音楽のすべて。"

ということで全55枚,一枚税込み945円とお安くなっています.

ちょっと興味があったのでサンプラーCDを入手してみました.29曲入ってますが途中でフェイドアウトされてしまいます.

まぁ皆どこかで聴いたことのあるような音源なのですが.これは欲しいなと思ったのは

・ブルガリアン・ヴォイス
 だいぶ前にちょっとしたブームになりましたね.当時は興味なかったけど.
・バラライカ ロシア民謡
 これは現地録音じゃなくアメリカのスタジオで録ったものだそうで.(?)
・トリニダード・トバゴの音楽
 以前よく聴いたアンディ・ナレルの音楽とおんなじだ!

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ノンサッチの現地録音シリーズではデビット・ルイストンというエンジニアが有名なのですが,これがルイストンさんなのかな? ワンポイント・ステレオマイクじゃなくマイク2本使ってますね.下側のマイクはどういう意味があるのだろうか.

AC電源のない場所では乾電池で動くナグラかウーヘルを使い,ミクサーなしのダイレクト2チャネルで録ったんでしょうねぇ.ま,マスター・テープ作成時にイコライジングはしてるかもしれません.

民族音楽レーベルとしてフランスのOCORAも有名です.優秀録音が多いらしく長岡鉄男さんがよく言及されていたような記憶があります.ノンサッチはそれほどじゃないようですが,このサンプラーCDでも一瞬ぎょっとするような生々しい録音があります.いじくりまわしてない良さってことでしょうかね.
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by auf1028 | 2015-01-28 22:45 | 音楽 | Comments(0)

最近入手したCD

といっても古い録音ばかりですが.CDを買うのはAmazonかオークションで中古.昔見たいに一枚二千円とか三千円出して買う気にはまったくなれませんです.CD店がどんどん無くなるのも無理はないですねぇ.

気がつくと年が明けてから7日目になってしまいました.サービス業なので大晦日も正月も普段と変わらない生活してるので正月気分というのがないです.

ROOT DOWN : Jimmy Smith
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ジャズ・オルガニストはやたらとスミスさんが多く,ジミー・スミスがいちばん有名ですがロニー・スミス,ジョニー・ハモンド・スミスって人も居ますしロニー・リストン・スミスもピアニストだけどマイルスのバンドではオルガン弾いてたらしいです.

このアルバム,出たときはジャズ関係者にはぜんぜん評価されなかったと思いますが,今ではジャズ・ファンクの名盤という評価で一度聴いてみたかったのです.

なるほど,この時期のジャズ・ファンクとしてはグラント・グリーンのライブ盤と並ぶ傑作かもしれません.成功の一因はベースをオルガン・ペダルじゃなくてウィルトン・フェルダーに任せたことにあるのではないか.ドラムスのポール・ハンフリーは名手ですが少し浮いているような気もしますな.もっと「粘る」感じのドラマーの方がよかったかも.


STANDARDS, VOL.2 : Keith Jarrett
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これはレコードで持っていました.初めて聴いたときは耳タコのナンバーを新鮮な解釈で演奏しているのに驚かされたものです.今聴いてその時の感動はないですがやはりグレード高いなと思います.しかしその後の「Standars Live」は面白いと思えなかったのは何故だろう?


EXPANSIONS : Lonnie Liston Smith
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ガトー・バルビエリの「エル・パンペーロ」に於いてバックで弾いているスミスのピアノが非常によいので,彼のソロを聴きたく買ってみました.

つ,つまらねー.(笑) ウケ狙いの陳腐なフュージョン.まぁ部分的に聴き所がないでもないが・・・.


SONGS IN THE KEY OF LIFE : Stevie Wonder
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まぁ昔散々聴いてるわけですがCDが安かったので買ってみました.やはり名盤です.今聴いて気づいたのは,日本のポップスに大きな影響を与えたんだなーと.皆聴いたはずですものね.ネタの宝庫でもあったワケです.
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by auf1028 | 2015-01-07 21:42 | 音楽 | Comments(2)

ヒンデミットとスピーチ

初雪からおよそひと月,雪が降りませんねぇ.一時雪景色だったのに今は雪なしになってしまいました.

雪が積もってしまえば開き直るんだけど,こういう状態はなんとなく落ち着かないです.北国の特有の精神状態ですかね.

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最近聴くのはヒンデミットとスピーチが多いです.どちらも中古CDだと安いので段々増えてきました.ヒンデミットはホントに人気がない.安く出たら入札すればほとんどそのまま落ちてしまいます.スピーチも数多く出ているし買う人はもう買ってますから需要が少なく,やはり安いまま落ちてしまいます.

ヒンデミットは聴きこむというよりぼやーっと聴きながら音楽の中で意識を遊ばせている感じ.

スピーチはいちおうHIP HOP MUSICに分類されますが,(ある意味陳腐な)HIP HOPのカタチをとらない曲の方が好きですね.1998 HOOPLA辺りが気に入ってます.

HIP HOPの場合,録音で作られた音楽なのでそもそも「原音」なんてありません.ではどういうのがいい音かと言うと「気持ちよく聴ける音」なんでしょうかねぇ.まぁ僕は他の音楽でもそんな感じでして,時々自分はオーディオマニアではないんだというのはそういうことです.

この辺は人によってスタンスが全く違うので好きなように勝手にやればいいんじゃないかな.他人に聴かせる場合はまた別ですが.
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by auf1028 | 2014-11-26 18:17 | 音楽 | Comments(0)

CAL TJADER : SOUNDS OUT BURT BACHARACH

カル・ジェイダー,ヴァイビストにしてラテン・ジャズの巨匠.日本ではラテン・ジャズって大して人気になることはなかったけれど,輸入盤コーナーを見ると彼のアルバムが沢山ある.アメリカではけっこう人気があったのではないかな.僕も少し持ってます.

日本ではホントに受けなかったなぁ.僕も十年ほど前まであまり聴いたことがなかった.ジャズ喫茶ではまず掛かりませんでしたからねぇ.

この人,いつもスーツにネクタイ(このアルバムのジャケットでは珍しくノータイ),黒縁の眼鏡,ハイスクールの数学教師と言っても通りそうなルックスなんだけど演奏はヒップです.今出ている国内盤CDとこれ,ジャケット違うなぁ

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このバート・バカラック集は1968年録音だそうですがキューバ勢パーカッションの参加もなくラテン風味はありません.ジャズでもない.ラウンジ・ミュージックですかねぇ.でもいいと思います.

LASER LIGHTって盤なんですが,カッティング・レベルがとんでもなく高い.このアルバムをプレイするときはボリューム下げないといけない.面倒です.なんでこんな事するかね~.

しょうがないのでレベルを全曲6dB下げました.この作業にはSoundEngineが便利です.スクリプト・ボックスに

[Folder Open]
[Volume]
Parameter1=-6
[Folder Save]
[Message Box]
Text=処理が終了しました

と書いて実行ボタンを押せばよい.このスクリプト,色々応用ができます.

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6dB下げてちょうどよい位.音質劣化を懸念して24bitにしてから実行しましたがあまり変わらないかな?

余談ですがバカラックが日本ではじめて紹介された際,当然媒体は音楽雑誌ですが「バチャラッチ」と表記されてたそうです.ローマ字読みですがな.

キース・ジャレットも最初日本で知られたのはブレイキーのジャズ・メッセンジャーズに加入したときでしたが,当時のスイング・ジャーナル誌では「ケイス・ジャレット」となっていました.
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by auf1028 | 2014-08-21 23:03 | 音楽 | Comments(0)