カテゴリ:CD( 48 )

Demon's Dance : Jackie McLean

f0080743_10484576.jpg
Demon's Dance
Toyland
Boo Ann's Grand
Sweet Love of Mine
Floogeh
Message From Trane

December 22, 1967

Jackie McLean - alto saxophone
Woody Shaw - trumpet, flugelhorn
LaMont Johnson - piano
Scott Holt - bass
Jack DeJohnette - drums

本作を有名にしたのはLPではB面に収録されたウディ・ショウ作の「Sweet Love of Mine」とジャケット・デザインでしょう.「Sweet Love of Mine」,僕はアート・ペッパーの方を最初に聴きました.Abdul Mati Klarwein(アブダル・マチ)はサンタナのジャケットも有名ですがジャズ・ファンにとってはマイルスの「ビッチズ・ブルー」のがとにかく印象的です.

「Demon's Dance」のアルバム・ジャケットを見たCBSの関係者が「Bitches Brew」製作に当たってマチを起用したのだろうとずーっと思っていました.ところがこのアルバムは1967年録音ですが発売されたのは1970年10月.「Bitches Brew」が1970年4月発売ですから僕の想像は間違っていたわけです.

新進気鋭の若手メンバーを起用したこのアルバム,ハード・バップの香りを残した新主流派という感じでなかなかよろしいのではないでしょうか.僕は2曲目と4曲目がとくに好きです.

ただ,僕が入手したのは2009年の国内盤CDですが低音スッコ抜けという感じで,音量上げればホルトのモゴモゴ・ベースは出てくるものの,いくらなんでもバランスおかしいと思うんだな.RVGリマスターではどうなのか?確認したくなりました.




[PR]
by auf1028 | 2017-02-26 10:56 | CD | Comments(2)

メンデルベルクのマタイ受難曲

f0080743_23460733.jpg

ヤフオクで安かったので買ってみたのですが,マタイ受難曲がCD2枚に入るはずはなく,どこかカットされてるんだろうなと思いました.

そもそも演奏そのものが「当事の慣行」ということで第2部の数曲が省略されているんですね.さらにCD2枚に収めるために少しカットした廉価盤であるようです.PHILIPSからはオリジナルの演奏が収められたCD3枚組も出ています.

さらに近年発売されたタワーレコード限定発売盤はPHILIPSのアナログ・マスターからリマスタリングしたもの,とCDは三種類あるわけです.

1939年録音ですからSP時代,磁気テープ録音でなく35mm映画用フィルムを使用してサウンド・トラックと同じ手法で録音された・・・マーキュリーのシリーズと同じ手法ですかね?

音はSPの時代とは思えない,鑑賞には十分と思いますが低音がブーストされているようにも聴こえます.ややこもり気味.

マタイ受難曲はリヒター(新)しか持っていないのですがあまりの違いに一驚.(笑) しかしこれはこれで・・・.客席の音が結構入っていて臨場感があります.1939年という,大戦前夜におけるドキュメントとして聴けばある種の感動を覚えます.

タワーレコード版も欲しくなりました.





[PR]
by auf1028 | 2017-02-02 23:46 | CD | Comments(4)

The Complete Bill Evans on Verve

1997年に豪華(?)鉄製ケース入りで発売されたセットが廉価盤として再発されました.エヴァンスに関してはRiversideのコンプリートを所有しており,Verveはポツポツと購入して数枚持っていますが・・・以前のセットが正確には覚えていませんが数万円だったことを考えると一万円以下で買えるというのは格安です.

Verveといえばプロデュースはクリード・テイラー,「企画のVerve」です.(笑) レギュラー・トリオ中心だったReversideとは全然違いトリオ,ソロ,デュオ,オーケストラ入り等々手を変え品を変え色んなフォーマットでアルバムを出しました.昔は?と思う面もありましたが今は素直に楽しむ事にしましょう.

f0080743_031927.jpg

CD18枚入り.百数十の未発表曲,といってもいわゆる別テイクがほとんどというのは脳天気さんのブログで知っていました.僕は別テイク,あまり有難いと思わないんですが,それでも割安ではあります.

初めて聴いて驚かされたのは「Bill Evans with Symphony Orchestre」.ストリングス入りでジャズ喫茶では置いてないところが多かったと思います.いやー,クラウス・オーガマンって才人ですね.

RiversideとVerve以外のエヴァンスで興味があるのはほんの数枚.もうエヴァンスのCDはいいやって感じです.

これを各セッションごとに仕分けする作業が控えています.CDそのままプレイすると同じ曲のテイク違いを何度も何度も聴く羽目になります.(笑)
[PR]
by auf1028 | 2016-05-11 00:03 | CD | Comments(0)

LES ROIS DU SLOWBIZ

金曜,土曜と雪が降って大変な連休の幕開けとなりました.富良野は積もるほどではなかったんですが道東や山では大変だったようで.とにかく寒くて薪ストーブ再び出動です.今日は朝から晴れて,もう大丈夫でしょう.

f0080743_954980.jpg

サラヴァ・レーベル30周年記念コンピってことなんですが,ピエール・バルーがサラヴァ・レーベルを立ち上げたのは40年前ですよね? 1976年に一度コケて再出発しているのでそれから30年ってことなんでしょうかね.

知っている名前はバルネ・ウィランとブリジット・フォンテーヌくらい.ぼや~っと聴いていると日本ではほぼ消滅してしまった「歌謡曲」の雰囲気があって面白いです.フランス語だから何言ってるのか全く分からないのがいいです.英語だと少しは分かるのでどうしても歌詞を聴き取ろうとし,分析してしまいます.(一曲英語の曲があったけど)

こういうコンピレーションをたまに買うと知らなかったミュージシャンを「発見」できることがあって.なにしろラジオ聴かないし雑誌も読まないから知らないミュージシャンはずっと知らないままですから.

今回の発見はアコーディオンのダニエル・ミルでした.ジャズ・・・ではないかもしれないがジャズ的でなかなかよいと思いました.
[PR]
by auf1028 | 2016-05-01 09:54 | CD | Comments(4)

銀界 : 山本邦山

f0080743_939303.jpg


山本邦山(尺八)
菊地雅章(p)
Gary Peacock(b)
村上寛(ds)

1970年録音

別に正月だからっていうわけではないのですが.(笑)

15,6年前にCDを借りて聴いたことがあるのですが,その時は「う~ん・・・」という感じでピンとこなかった.今思うとジャズを聴くつもりで聴きはじめるのだが,尺八の音が出てきた瞬間「あっ邦楽だ」となってしまい戸惑いつつ違和感を残しながら聴くことに.聴き方が未熟であったといえばそれまでですが.

現在なら鑑賞できる自信(?)があったのでアマゾンで買ってみました.CD再発中,1300円ほどで買えます.

45年前ですよ・・・.昨年菊地雅章が,その前に山本邦山が物故しています.しかし今聴いても古くないと思います.

尺八でジャズを演奏したのではなく,邦楽をベースとする山本が菊池トリオと共演したという感じです.立派な作品だと思います.

ピーコックと山本のデュオ演奏があれば面白かったのに,とか十年後同メンバーで演奏したら一体どうなったのか,などと考えてしまいます.
[PR]
by auf1028 | 2016-01-10 09:40 | CD | Comments(2)

DANCING IN YOU HEAD : Ornette Coleman

f0080743_232063.jpg

1976年録音.ジャズの新興レーベルHORIZONから出た当時.札幌のジャズ喫茶act:でバイトしていた僕はリアルタイムで聴きましたが,音が頭の中を引っ掻き回すようで好きではない・・・と同僚に言ったら「だからいいんじゃない」と言われて,そうだよなぁ・・・と少し納得しました.

オーネット・コールマンのアルバムだからフリー・ジャズに分類されることもあるのですが,まぁファンク的なジャズと言うか.今思えば同時期のマイルスが演奏していた音楽とそれほど離れてはいなかったのだなぁ.

どなたかが「素っ頓狂」と表現されていましたが正にその通り.誰にでもお薦めできるアルバムではないですが,ある意味傑作なのかも.

これを入手したのはLPでのB面に唐突に挿入されている"Midnight Sunrize"が目当てでした.ブライアン・ジョーンズによって世界に紹介されたモロッコのジュジュカ.コールマンが1973年にジュジュカのミュージシャンと共演した録音があるということはよく知られていましたが,このアルバム発売に際しさりげなく挿入されていたということを最近まで知らなかったのです.

たぶん発売当時もLPのB面に入っていたのだから聴いているはずなのですが,雰囲気の全然違う曲が一曲入ってるなとしか思わなかったのでしょう.

聴いてみると・・・わずか4分半.ジュジュカのミュージシャンが集団で演奏している横でコールマンが勝手に吹いてる感じで,ふーん・・・・.あまり面白くはありません.(笑) でもまぁ貴重な記録だし持っていてもいいんじゃないかな.
[PR]
by auf1028 | 2015-12-22 23:20 | CD | Comments(2)

Miles Davis At Newport 1955-1975: The Bootleg Series Vol. 4

CBSがいわゆる海賊版の音源を買い取ってリリースしたって事なんでしょうか.マイルスのブートレグを集めている人にとっては別に目新しくもないのかな.

f0080743_20321449.jpg

Newport in N.Y.やNewport in Eulorpe,in Berlinなんてのも入っているのでやや無理があるような気もしますが~.

1955年のはZoot Sims,Gerry Mulligan,Thelonious Monk,Percy Heath, Connie Kay という布陣で恒久グループではなくジャムセッションですがちょっと珍しい.

僕にとっていちばんピンと来るのは1969年ですね.Chick Corea, Dave Holland, Jack DeJohnette.都合がつかなかったんでしょうかサックス抜きのワン・ホーンでマイルス大変そうです.このリズム陣は最高!

しかし聴いてるとこの20年間の変化ってのはすごいです.最近僕は「(モダン)ジャズは60年代で終了した」説を一人で唱えています.(笑) 70年代も前半は残滓があるのだが・・・.
[PR]
by auf1028 | 2015-12-06 20:32 | CD | Comments(0)

SOLO CONCERT : Keith Jarret


少し前「オーディオ喫茶 我風」店主とお話していて,ジャズ喫茶でバイトしていた関係で「ケルン・コンサート」と「リターン・トゥ・フォーエバー」は死ぬまで買わない,と言ったところ「ケルン」よりこちらがお薦めということで入手してみました.まだ未聴.

f0080743_21282752.jpg

出た当時はけっこう話題になりましたよ.ソロ・ピアノでLP 三枚組ですからねぇ.ジャズ喫で掛かっていたのは覚えていますが当時はソロ・ピアノなんぞつまらん,ドラムスとベースが入っていないジャズなんて・・・という感じだったので内容は全く覚えていません,というか耳には入っているが聴いていない.箱入り三枚組で高かったので話題になったわりに買った人は少なかったかもしれません.

少し前からソロ・ピアノ・ブームの始まりって感じでチック・コリアのソロVol.1&2,レイ・ブライアントのモントルー・ライブ,キース・ジャレットの「フェイシング・ユー」,ヨアヒム・キューンの「ソロス」等々ありました.

その後「ケルン・コンサート」「サンベア・コンサート」,ポール・ブレイの「オープン・トゥ・ラブ」,そしてダラー・ブランドの「アフリカン・ピアノ」など続々.山下洋輔も出していたなぁ「バンスカリーナ」でしたっけ? セシル・テイラーの「アキサキラ」というのもあった.

何れも僕は興味なかったのですが,年をとったのでソロ・ピアノも聴けるようになりました.一時間くらい淡々と同じペースで演奏してくれるようなアルバムがあったら欲しいのですが・・・演奏する方としてはそうは行かず,やはりチェンジ・オブ・ペースを入れてくれますよね.ただひたすら独り言をブツブいってるようなアルバムを買ってくれる人は少ない.(笑)
[PR]
by auf1028 | 2015-09-28 21:28 | CD | Comments(0)

Cannonball Adderley : NIPPON SOUL

f0080743_23734100.jpg

Nat Adderley (cor), Julian "Cannonball" Adderley (as),
Yusef Lateef (ts, fl, oboe), Joe Zawinul (p), Sam Jones (b), Louis Hayes (ds)

Nippon Soul (Nihon No Soul) *
Easy To Love **
The Weaver **
Tengo Tango *
Come Sunday *
Brother John *
Work Song ***

1963年 7月 9 ***,14 **,15日 * 東京 厚生年金会館,産経ホール

データはWikipediaによりますが,東京で場所を変えて複数のコンサートがあったことになりますね.Work SongはCDリリースにあたって追加されたボーナス・トラックです.

webにある一部の記事で5月21日録音とありますが何かの間違いでしょう.

この時が初来日,直前のニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演したためにコンサートに遅刻しそうになり,首都高をパトカーに先導されて会場に赴いたという話が伝わっていますが本当かどうかは知りません.

アルバム名とジャケットでいささか引いてしまい(笑)今回初めて聴いたのですがとても良いアルバムです.アルバム・デザインはRiverside(含Jazzland)のアルバムを多く手がけているKen Deardoffという人です.

マイルスの"Kind Of Blue"におけるアダレイはそのトーン,アイディアとも本当に素晴らしい.コルトレーンにいささかも引けを取っていません.しかし彼の代表作はと問われて大体出てくるのがBlue Noteの"Autumn Leaves"というのも寂しい話で.

Riversideレコードがつぶれてからの彼のアルバムは色んなことをやって,とっちらかってる感じです.が,1960年代における彼のグループの充実ぶりは目覚しいものがあったようです.プロデュースがもっとしっかりしてれば,と思わずにはいられません.

実際のところ60年代半ば,ショーター加入後のマイルス・グループは質的には高いもののいささか晦渋ともいえ,アダレイ・グループの方が人気は高かったんじゃないかなぁ,と勝手に想像してます.

その充実ぶりは本作を聴いても窺い知ることができます.ハードバップから脱皮してモード,新主流派への移行の時期です.アダレイのソロも良し,メンバーも強力です.

ザヴィヌルとジョーンズのデュオによるエリントンの"Solitude",ラティーフ主導の怪しいムードの曲とか選曲も考えられてます.

1966年来日のアルバムも出ており聴いてみたいです..
[PR]
by auf1028 | 2015-07-02 23:07 | CD | Comments(0)

ノンサッチ エクスプローラー50のサンプラーCD

ノンサッチは民族音楽以外も出していますが,

"[NONESUCH設立50周年記念・日本独自企画]ノンサッチ・エクスプローラー50+
1960-80年代の長期にわたってフィールド・レコーディングを行ったNONESUCHの”偉業” ~すべての音楽のルーツがここにある!
20世紀を記録した音楽遺産。貴重で魅力的な民族音楽のすべて。"

ということで全55枚,一枚税込み945円とお安くなっています.

ちょっと興味があったのでサンプラーCDを入手してみました.29曲入ってますが途中でフェイドアウトされてしまいます.

まぁ皆どこかで聴いたことのあるような音源なのですが.これは欲しいなと思ったのは

・ブルガリアン・ヴォイス
 だいぶ前にちょっとしたブームになりましたね.当時は興味なかったけど.
・バラライカ ロシア民謡
 これは現地録音じゃなくアメリカのスタジオで録ったものだそうで.(?)
・トリニダード・トバゴの音楽
 以前よく聴いたアンディ・ナレルの音楽とおんなじだ!

f0080743_22463065.jpg

ノンサッチの現地録音シリーズではデビット・ルイストンというエンジニアが有名なのですが,これがルイストンさんなのかな? ワンポイント・ステレオマイクじゃなくマイク2本使ってますね.下側のマイクはどういう意味があるのだろうか.

AC電源のない場所では乾電池で動くナグラかウーヘルを使い,ミクサーなしのダイレクト2チャネルで録ったんでしょうねぇ.ま,マスター・テープ作成時にイコライジングはしてるかもしれません.

民族音楽レーベルとしてフランスのOCORAも有名です.優秀録音が多いらしく長岡鉄男さんがよく言及されていたような記憶があります.ノンサッチはそれほどじゃないようですが,このサンプラーCDでも一瞬ぎょっとするような生々しい録音があります.いじくりまわしてない良さってことでしょうかね.
[PR]
by auf1028 | 2015-01-28 22:45 | CD | Comments(0)