カテゴリ:オーディオ( 165 )

LUX SQ505X その2

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内部はすっきり手際よく配置されている感じ.かなりホコリがたまっていたのでハケと掃除機でできるだけ除去.今は見られないTO5とかTO18の円筒形金属パッケージのトランジスターが使われています.頭の膨らんでいる電解コンデンサーは見当たらず,ハンダクラックも見える範囲にはありません.一度修理かメンテされているような気がします.

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TUNER入力はなくAUXが3つあります.プリ部だけ,パワー部だけでも使える仕様.

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スピーカー端子はせいぜい1.25スケアまでのケーブルしか入らない感じ.パワーケーブルは直出しでなくインレットですが,端子は普通の延長コードのメス側が入ります.実用的といえましょう.

ロータリー・スイッチにPhillipsのcontact reinigerを少量吹きつけ.入力端子をクリーニング.メインスピーカーにつないでみます.普通の半導体アンプの音です.Phono 2に切り替えるときだけノイズが出るのと残留ノイズが大きいのが少し問題.ノイズはテープデッキのヒスみたいな.ハムはありません..

まぁ使えるんじゃないかなということで,パネル清掃,ウッドケースの傷レタッチ.放熱穴のパンチング・メタルプレートの錆び落とし&再塗装して返却の予定.



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by auf1028 | 2017-10-03 23:43 | オーディオ | Comments(0)

LUX SQ505X

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LUXMANではなくLUX.兄が譲り受けたのだけど適当なところを捜して修理に出してくれないかということで.1971年発売.少なくとも40年は経過しているわけです.ソリッドステート式で真空管アンプではありません.下に見えるのは一緒に譲り受けたTechnics SU-9600プリアンプ.どちらも僕がオーディオ趣味を始める前の製品です.

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リング状の電源ランプが印象的.文字はプリントでなく彫り込みですよ.少し消えていますが塗料を塗り込めば蘇ります.DIN端子も正面にあります.僕はDIN端子を使った事はありません.ひとつで左右入出力を賄えるので昔のテープデッキによく使われていた・・・みたい.

修理に出すにも問題点を確認しておかないとってことで鳴らしてみました.メインのスピーカーに繋ぐのは危険なのでJVC SX-202,メタルコーン・フルレンジのコンパクト・スピーカーに.SQ505Xのスピーカー端子はスプリング式で細いコードしか入らない.昔はこんなものでした.

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・・・音は普通に出ました.ただPhonoへ切り替える際大きなノイズが出る.スピーカー出力,DCは少し出ていますが問題ないレベル.ライン入力のみで使うならこのままでもって感じです.どうするか・・・.

SU-9600の方は片チャネル音が小さく修理必要.でもその音ははっとさせるものがありました.さすがに当時の最高級プリアンプ.

1970年代のアンプはオーディオ全盛期だけのことはあり気合の入ったものが多いです.個人で修理を受け付けている方もいます.修理して使う価値のある製品も多いです.



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by auf1028 | 2017-09-29 00:04 | オーディオ | Comments(2)

PlayPcmWin 再び


いつも使っているWAVE FILE PLAYERは音のよいソフトウェアですが,WindowsのWASAPI排他モードに対応していません.サウンド設定を排他モードにしていても共有モードで動作しているわけです.WASAPI排他モードに対応しているPlayPcmWinを久々に使ってみました.

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最新版をダウンロードしてインストール.見かけは旧版とまったく変わらず.確かになんつーか,今まで抑えられていた音が出ているような気がします.以前使ったときより違いが分かるのは装置が少しアップグレードしているためでしょうか.

しかし・・・排他モードでは"Equalizer APO"が使えない.考えてみれば当然です.仕方なくまたKENWOOD GE-1001を持ち出す事に.コンポーネントがひとつ減って構成がシンプルになったと喜んでいたのですが.(苦笑) 現状では耳当たりのよい(と自分では思う)聴きやすい音で,いいのではないかな.



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by auf1028 | 2017-04-20 00:34 | オーディオ | Comments(0)

DDCを電池駆動

PCからUSB経由で出た信号をS/PDIFに変換するDigital to Digital Converterとして数年前からAudiophilleo2を使っています.今となっては旧式だけど.この電源はPCから供給される,いわゆるバスパワーですが外部から独立して供給した方がよいのは明らかです.

USBケーブルに細工してローノイズの+5Vを入れてやる,簡単なんですが作るのが億劫でずっと延び延びになっていました.

先日ふとバッテリー駆動したらどうかなと思いました.ローノイズという点ではたぶんベスト.しかし電池で5Vというのは意外と難しい.車用鉛蓄電池は12V,リチウムイオン電池は3.6Vあるいはその倍数です.乾電池三本直列は4.5Vでたぶん使えるでしょうがコスト的に採用できません.

ニッケル水素電池は一本1.2Vなので4本直列で4.8V.手持ちのエネループ,三洋時代の古いものですがこれで試してみましょう.

DDCの前にイトウ電子で購入したコモンモード・ノイズフィルターを入れています.この基板上にジャンパーがあり,電源を切り離すことができます.こんな感じで.

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ん,変わります.全体に透明感アップを期待していたのですが,それもあるけど低音の力強さが印象的.電池の持ちは5~6時間ってところ.使い古しの電池にしては頑張ります.

予備のエネループはないので充電の間SONYのモバイル・バッテリーCP-A2L(4000mAh)を繋いでみました.

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リチウム・イオン電池ですが出力は5.15Vくらい.DC-DCコンバーターが入っているわけであまり期待していませんでした・・・が,エネループとあまり変わらない? よく聴くと低音の分離が劣るような気もしますがバスパワーよりはずっとよいです.これでもよかったりして? 電池の持ちは似たようなものです.

ACからの電源を作って,できるだけローノイズにすればそれで十分かもしれません.仕方ない,作るかなぁ・・・.
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by auf1028 | 2017-03-19 10:29 | オーディオ | Comments(0)

6C5G

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EL34シングル・アンプの前段の球を6C5GTにしたら音が変わってびっくり,と前に書きました.音像のエッジが立ってクリアなのはいいとして少し音が硬いか.低音も伸びが今ひとつ.なのでST型の6C5Gにしてみました.茶色ベースでメーカー銘が消えていてわかりません.

あ,これはいい.硬すぎずクリア.好みの音です.ただし1940年代製造と思われる6C5GとEL34とでは時代が離れていてルックスはミスマッチといえばミスマッチ.これならMT管の6KA5の三結でもいいんでないのかな.

5極管の三結でドライブ,考えたことはあるのですが三極管を大量に持っているので敢えて試してはみませんでした.音がさっぱりし過ぎになるかも?とも思いました.まぁさっぱりした音は好みではあるのですが程度問題.以前のSiemens 10Wでは合わなかったでしょう・・・わからんけど.

Isophon P25Cに換えてから一年半,まだ少しずつ情報量増えてきてます.何しろ未使用品でしたから.Siemens 10Wは音がこなれるのに7年くらいかかりました.

10Wのときは気付かなかった音が出るのには少し驚いています.スピーカーの能率は6dB下がっています.高能率スピーカーの方が情報量は多いと信じていたのですが.10Wは細かなピークが多いのでマスクされて聴こえなかったのか?

なかなかよい音になったと思います.10Wのコントラストの高さには到底及びませんがソースをあまり選ばない.音像のにじみが少ない.普通といえば普通なんですが.
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by auf1028 | 2016-11-29 22:57 | オーディオ | Comments(0)

6C5

冬になると趣味が写真からオーディオにシフトするのはいつものことなんですが・・・今年はあまりやることがありません.EL34シングル・アンプはあまりに単純な回路構成でいじり様がありません.電源部はチョーク・インプットでこれは変えられない.

LM3886アンプは夏に使い方を間違えて煙を出しました.(笑) 抵抗器が二本焼けました.換えれば動作するはずですが,電源部はそのままにLM3875で作り変えようと思っています.さらに少ないパーツで作れます.

ということで今はEL34Sを常用しているのですが,時々前段の球を換えて変化を楽しんでいます.製作当初の6J5(RCAメタル管),Philips ECGブランドの6J5GT(東欧製?),Raytheonの5703WB (サブミニチュア管)・・・違いは微妙です.しばらく聴いて他の球に換えると「あぁ,違うんだなぁ」と分かる程度.

先日たまたま6C5GTが目についたのでこれに挿し換えてみました.あれっ,全然違うぞ.エッジの効いた音になります.低音の伸びは控えめで,このせいかと最初は思いましたがよく聴くとたしかにエッジの効いたクリアな音です.ただしキメの細かさでは5703WB に一歩譲る.堅めの音.小編成のジャズにはいいかも.うーん.

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この6C5はHytron.ベース周りは金属板が巻いてあり,6C5としては最後期と想像します.RCA 6J5メタルと共に以前のDET9シングルで前段or二段目として使っていました.6J5と入れ替えても音はそう変わらなかったので両者は似たようなものなんだなと思っていました.

6C5は5極管6J7を内部で三極管接続したものとどこかで読んだ記憶があります.

EL34Sもまだ音が変わる要素あったんだなと思いました.
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by auf1028 | 2016-11-15 23:09 | オーディオ | Comments(0)

マグネパンを初めて聴く

札幌へ行った帰り,前々から行きたいと思っていた喫茶ランプウェイに寄ってきました.ちょっと時間が早かったんだけど快く入れてもらえました.

金曜日のみ夜8時より時間外営業でNight in Jazzということなのです.ここにあるスピーカー.マグネパン初期型を聴きたかったのです.マグネパンはいわゆるプレーナー型で衝立か屏風みたいな形ですが,静電型ではなくダイナミック型です.プラスチック・フィルムに貼り付けられたアルミ箔がコイルに相当しマグレットのそばに置かれます.

原理は僕の使っているFOSTEX FT3RPと一緒です.ただしマグレットは片側のみでFT3RPのようなプッシュ・プルではなくシングル動作ではないかと思います(推測).

マグネパンの名前はまぁ有名ですが,僕は聴いたことはないし聴いたことがある人にも会ったことがありません.聞いた話では湿度に弱く日本では故障が多かったとか・・・.

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マグネパンをセッティングする店主殿.普段はカバーをかけて壁に寄せ保管しているそうです.最近の黒いタイプもありました.

繊細でふわっとした音を想像していたのですがぜんぜん違いました.聴いたのは福居良のピアノ・トリオ(レコード).ピアノの立ち上がりは鋭く,平面バッフルにも通じるヌケのよさが気持ちいい.すぐそこで演奏しているような,妙な実在感があります.古いラックスのプリメインアンプでこの音が出るんだからすごい・・・.

周波数レンジは決して広くはない.この構造では仕方ないでしょう.が,バランスはよいし別に気になりません.下手にサブウーファーとか加えるとこのいい感じが消えてしまうのではないかな.現在の「重箱の隅つつきオーディオ」界ではあまり評価されないかもしれないけど,四の五の言わず音楽が楽しく聞ければよいという人には合うんじゃないかなぁ.ただしクラシックの大編成は苦しいかも(アンプによる?).あとレゲェには向かないかも.

箱に入ったスピーカでは出せないと思われる「詰まった感じのない音」は非常に気に入りました.これは欲しい,と思う機器に出会ったのは実に久しぶりです.

20畳以上の部屋を持ち,猫を飼っていない方は検討する価値があるのではないかな.今度行ったら新しい方を聴かせてもらおう.
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by auf1028 | 2016-08-07 09:39 | オーディオ | Comments(6)

マルチアンプでござる

Siemens 10WからIsophon P25Cに換えて,コントラストが低下するのはしょうがないとして,低域レンジの拡大,音像の滲みの少なさというメリットがあります.そして意外にも情報量が多く気付かなかった細かい音が聴こえるのです.高能率スピーカーの方が情報量多いと考えていましたが必ずしもそうではないのね・・・.

LM3866アンプで聴くと「結構いけるじゃないか」と思います.さすがに60W/chの大出力,低域は音量を大きくしてもゆとりがあります.ややウォーム・トーンながらワイドレンジ.普段聴きとしてとくに不満もない.

しばらく聴いてEL34シングルに換えると「やっぱりこっちがいいな」となります.コントラストが高く,シャープ.高帰還ソリッドステート・アンプはどうしても平面的に聴こえてしまう・・・小~中音量のときね.

LM3886のゆとりある低音とEL34シングルのシャープな高音を組み合わせるとどうか?というのは前々から考えてましたが,面倒で実行してませんでした.ヒマなのでやってみました.といってもチャンネル・ディバイディング・アンプを使うわけではありません.プリの出力を二又で分けて両アンプに繋ぐだけです.ハイカットのL,ローカットのCはそのまんま.

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ディバイディング・ネットワークを使うマルチアンプはあまりやりませんが,メリットとしては各アンプに入力ボリュームがあれば音質劣化少なくレベル調整が可能な事くらいでしょうか.高能率ウーファーと低能率トゥイーターの組み合わせはアンプを二台使わないとできません.ウーファーにアッテネーターを入れるとf0がキャンセルされて低音が出なくなります.

やってみた結果別に違和感ないです.低音はFT3RPの立ち上がりのよさに引っ張られている感じもあります.意外とメリハリあり.EL34シングル・アンプの方が感度高いのでトゥイーターのレベル高いです.低音は抵抗値の大きいリッツ線を使っているためf0付近の音圧が上昇し,まさにドンシャリ.EQで少し補正していますがドンシャリも悪くないなと思います.
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by auf1028 | 2016-06-19 23:45 | オーディオ | Comments(0)

ポリスチレン・コンデンサー

カップリング・コンデンサーに使ってみました.東ドイツ製ということで,メーカー名も不明.MKTとはメタライズド・ポリスチレン・コンデンサーのことだそうです.

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真空管アンプのカップリング・コンデンサーに使った場合,MKT(巻物)はよくいえば高域が出てくるように聴こえます.悪くいえば少し暴れる? 周波数特性を計ってみれば差はないはずなんだけど,不思議です.

現用の高音ユニット,FOSTEX FT3RPには合っているかもしれない.まぁ差がよく分かるのは換えた直後だけでずっと聴いてると分からなくなってしまうのだけど.

だけどこれ,スピーカーのネットワークに使ったときはくすんだ感じで却下だったんですよ.カップリング・コンデンサーに使ったのとは印象が異なる.直流を重畳しているせいなのか.
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by auf1028 | 2016-06-02 22:50 | オーディオ | Comments(2)

ソフトウェア・イコライザー Equalizer APO

前々から音楽プレイヤー自体にイコライザーが装備されていれば今使っているKENWOODのイコライザーは不要になるなぁと思っていました.そういうプレイヤーもあるにはあるんですが,使い勝手や調整バンド数が少ないとかありまして.それに「Wavw File Player」に慣れてしまって他のソフトが使いにくく感じてしまったり.

Windowsのデバイス段階でイコライジング可能なソフトウェアがありました.このEqualizer APO(フリー)です.再生のみならず録音デバイスもイコライジングできます.どのデバイスをイコライズするか指定可能.使ってみました.

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31バンド・グラフィック・イコライザーとして使ってみました.ハイカット,ローカット,さらにノッチフィルターも装備.機能的には十分です.


聴いてみるとKENWOODのEQとそんなに変わらない気が・・・少しクリアで少し細身で少しドライな感じ・・・かなぁ.しばらく聴いてみないと何ともいえませんが,KENWOODのEQ不要という結論になったら予備含め二台もあるのにどうしよう.(笑)
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by auf1028 | 2016-05-17 20:43 | オーディオ | Comments(4)