現在D/AコンバーターとしてはRAMSA WZ-DM36内蔵を使っているわけですが,基準となる単体DACが一台欲しいと思います.
普通に製品として売られているDACは内容を考えると買うのはアホらしいと思えてしまいます.かといって一から自作なんてできない.できれば電源部なしの完成基板を使って組みたいところです.
ヤフオクに出している「美武クリエイト」のDAC及びDAI基板はこの希望にぴったりなんですが・・・使用DACがバー・ブラウンのPCM 17XXシリーズ,とてもポピュラーなチップです.せっかく組むならちょっとひねりたい.
希望は旭化成AK4399,今はなき新潟精密のFN1242A,WolfsonのWM8741,「最後にして最高峰のマルチビットDAC」PCM1704などなんですが.
色々調べ,ネットを通じて基板配布されているEMISUKE氏のAK4399を使ったDACキットにしようかと思いました.トランスも含め一枚の基板に載っているオールインワンです.
しかしEMISUKE氏がESSのES9018を使ったキットを新規に計画されているとのこと.しばらく待ってみました.最高のDACと評判の高いES9018をI2S入力,PLLバンド幅Lowestで使用.EMISUKE氏は過去にもES9018のDAC基板の配布をされています.今回のはシングル使いではありますがかなり気合が入っているようで,期待できます.
ES9018は2010年に出たのですが以降これを上回る(といわれる)DACは出ていません.
11/24に配布開始されたので早速注文しました.電源トランス(外付け)とオペアンプ6個(一回路)以外の部品は付属しています.トランスは手持ちのでなんとかなるでしょう.
本日キットが到着しました.面実装部品は基板に半田付けされています.このキットは「自作入門用、サブ機を想定しております」という位置づけで,部品を間違えずに取り付ければまず動作するでしょう.EMISUKE氏は業者ではないので保証やサポートはありません.「不動時は、ご自身の力で解決願います」ってことで.
サブ基板に付いたES9018.一円玉より小さなチップです.
C,Rは一部変更するかもしれません.まぁ,あえて変えずにそのまま使えばいいのですが悪いクセで.(笑) 回路図を見てからゆっくり考えます.年内には完成するかな?