FREDDIE HUBBARD : SKY DIVE ~ ピート・ターナーのこと

1972年録音.自分のステレオ装置を初めて持った頃に買ったアルバム(もちろんLP)なのでたまに聴きたくなる.ところがCDだと意外に入手しにくくてやっとGet.CTIレーベルはキングレコードから出ていたのだが僕の知らない間に権利がCBSに移っていた.そりゃ40年も経てば色々変わりますわね.このCDはUS盤.

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CTIのアルバム群,僕はけっこう好きだ.まぁ一枚一枚のジャズ史における重みってのはないけどね.クリード・テイラーはヴァーヴ時代から一貫して「楽しめるジャズ・アルバム」を作ってきた人だ.自分のレーベル,CTI(クリード・テイラー・インク)でもその姿勢はもちろん変わらない.全部のジャズがこんな風ではちょっと困るけど,こういうジャズも悪くないと思う.

例によってドン・セベスキーのアレンジによるバック,CTIのハウス・ミュージシャンみたいなロン・カーターとビリー・コブハムのリズムに乗って快調に吹くハバード.「テクニックひけらかし」という意見もあるようだけどまぁいいんでないですかね.(笑) ちょっと珍しいのはピアノがキーズ・ジャレットであることです.

もちろんジョージ・ベンソンも参加しております.ハバードのアルバムにおけるベンソンはどれもいいプレイしてると思います.テイラーはヴァーヴ時代からずっとベンソンを買っており,何枚もアルバムを作ってきた.CTIでもたくさん出してますね.しかし彼が本格的にブレイクしたのはCTIを離れた直後の「ブリージン」においてでありましたが.

僕はベンソン好きです.最初に買ったジャズ・レコードはベンソンの「Beyond The Blue Horizon」でした.このジャケットは当時とても印象に残りました.煙突?から火と煙が出ているのを撮っただけなんだが・・・.こういう撮り方もあるんだなと思った.これを撮ったのはPete Turner.後で分かったのがクリード・テイラーはA&Mの頃からずっと彼の写真をジャケットに使ってるんですね.SKY DIVEのジャケット写真もターナーです.これは何だろう?翼のない飛行機みたいな・・・分からないけど面白い.

ターナーの写真はニコンのカタログにも使われていましたからそれと意識せず,見た人も多いと思います.F2の頃です.目の前にある現実をうまく切り取って見せるというか・・・こういう風に撮れないものかと色々やってみた時期もあったんですが難しかった.センスがないのか.(笑) 僕の体質とは違うんだけど参考にはなりました.つまりカメラで現実を捉えるんじゃなくて,被写体を利用して写真を造るんだな.

リンク先にはかつてジャズのレコード・ジャケットに使われた作品が載っています.最近の作品らしいのもあるけど枯れてきたのかな.(笑)
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by auf1028 | 2012-06-26 23:08 | 音楽 | Comments(0)
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