Brother Meeting / Andre Condouant

1970年録音.フランスのDEBSレーベルから出たレコードのCD版.そこそこレアだが希少盤と大声でいうほどのものでもない.レコードは輸入盤しか見たことがなく,CDは日本盤しか知らない.この Andre Condouant(発音はアンドレ・コンデュオンでよいのだろうか)というギタリストのアルバムは他に数枚あるらしいのだがこれしか聴いたことがない.

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MJQのドラマーとベーシスト,コニー・ケイ及びパーシー・ヒースが参加している.それにエド・ルーのピアノが加わったオーソドックスで趣味のよい,黒過ぎず白っぽくもないギター・カルテット.佳盤というべきか.こういうアルバムはありそうでなかなか無いのだ.強いていえばウェス・モンゴメリーの線に近いが,肌触りは相当違う.全曲アンドレさんの自作というのがよいのですなぁ.日本人に受けるアルバムだと思う.

以前レコードを持っていたが手放してしまい,また聴きたくなったので中古しかないCDを購入.高かった,といってもレコードのファースト・プレスなんかに比べたらはるかに安いが・・・CDの新品2枚分くらい.ふだん500円とか700円で中古CDを買っている身としてはかなり思い切った買い物でした.(笑) 古いCDなのでレベルが低い.一度WAVファイルとしてPCにリッピング,全曲ノーマライズしてCD-Rに焼いた.

記憶しているレコードで聴いた音と全然違うのに一驚.まぁ装置が変わってるからね.当時はアンプが自作の怪しいMOS FET(日立 J56/K176)アンプ,スピーカーはJBL K120 + LE85だった.今聴くとコニー・ケイのドラミングにおけるオカズがやたらとはっきり聞こえてうるさいくらい.ギターの音も全然違うよ.

実は先日,スピーカー・ケーブルを変えたら音が一変して戸惑っている.ドラムスの細かい音,例えば静かな曲のバックでドラマーが指で(爪で?)チーン,チーンと叩いているような音がよく聞こえる.それとリムショットだ.リムショットをよく出すのは難しい.というか,どうすればよく出るのか方法が分からない.レコード時代はアルミ・ラジアルホーンとドライバーの組み合わせで音量を大きくすることでなんとか出していたのだが,今はさして大音量でもないのによく出るのだ.コンプレッサー効果なのかなぁ?・・・.

今までスピーカー・ケーブルを変えて音が激変した経験がない.LC-OFCとかPCOCCとか,出たときは試してみたが「よくなった・・・かなぁ?」という程度にしか感じなかった.(ただしきわめて細い多数の芯線をゆるくスリーブで覆ったタイプは好みではないことは実感していた) おかげでいわゆる電線病には罹患しなくて済んだかなと思う.それがたまたま入手した安い細い配線材で驚くほどの好結果が出たのだ.思うに出力インピーダンスが普通のアンプに比べ桁違いに高い真空管シングルアンプだからよい結果が出たのではないかと.スピーカーは16Ωだしね.世の中には2メートル10万円というスピーカー・ケーブルもあるそうだが,今回使ったのはメートル12円である.
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by auf1028 | 2010-03-09 23:26 | 音楽 | Comments(2)
Commented by ポンポコ所長 at 2010-03-10 09:13 x
スピーカ・ケーブルで音が変わる,しかも,12円/mには驚きと共に楽しくなりますねェ.
私は高価なケーブルを使ったことがありませんが,オーディオ店で聴いたことがあります.
ハハハ,耳のせいでしょうか全く差が解りませんでした.
でも,細い=多少直流抵抗あり,が効いてるのでしょうか.
ちなみに私はカナレ(80円/m)の最も細い線を使っています.
もっと細くしてみようかなぁ.
Commented by auf1028 at 2010-03-10 18:34
所長様, このケーブルは22AWGの錫メッキ撚り線,テフロン被覆というも
ので,被覆はよくあるテフロン配線材とはちょっと違った感じで腰の強いもの
です.払い下げ品だから安いんですけどね.おっしゃる通り適度な直流抵抗
が功を奏しているのかもしれませんね.聴感ではダンピングが低下した感じは
ないですが.それではと同じくらいの太さの単線(ビニル被覆)も試してみまし
たがこちらはイマイチでした.
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